木間萌、竹内順子から遺伝子を受け継ぐ『イナズマイレブン・ザ・ムービー 2025』先行上映イベント開催

吉岡茉祐/木間萌/竹内順子/小村将/日野晃博

映画『イナズマイレブン・ザ・ムービー 2025』の先行上映イベントが23日、グランドシネマサンシャイン池袋にて開催され、出演声優の竹内順子さん、木間萌さん、小村将さん、総監督・脚本を務める日野晃博さん、そしてMCを務めた吉岡茉祐さんが登壇した。

本作はTVアニメ『イナズマイレブン』(2008)の劇場総集編と、ゲーム最新作『イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロード』の序章を描いた劇場版作品。

木間さんは竹内さんが演じた円堂守の子・円堂ハル役を務めることについて「円堂守の息子という役柄には責任を感じましたが、自分なりに精一杯向き合いました」と意欲を語った。また、役へのアプローチについて「日野さんの演出が的確で、父である円堂守の“遺伝子”を意識せずとも表現できたように感じています」と振り返った。

竹内順子さんは、シリーズの象徴的存在である円堂守役を久しぶりに演じた感想を求められると「みんなで集まるのが楽しくて幸せでした。久々に演じると、やはり当時の熱が蘇ります」とコメント。「父から子へメッセージは？」と聞かれると、「私女だし！」と、竹内さんらしいユーモアを交えながらも「サッカー大好きな男として、サッカーに携わってる男に対して言うならば、“自由にやれ！”」とエールを送った。

吉岡さんもMCとして場を盛り上げつつ、自身が演じるヒロイン・忍原来夏役について「これまでの『イナズマイレブン』を受け継ぎつつ、新たな展開に挑戦しています。観客の皆さんと一緒にこの物語を楽しんでいけたら嬉しいです」と語った。

一方、新主人公・笹波雲明役を務めた小村将さんは、自身の世代が『イナズマイレブン』に熱中したことを回顧。「僕もサッカー少年で、ファイアトルネードを真似しては怒られた思い出があります。そんな作品の主人公を務められるのは感無量です」と感慨深げに話した。

総監督の日野晃博さんは「16年にわたる歴史を集約したこの映画は、全編を再収録し、新たな魅力を加えました。音楽も映像も全てが進化しており、観客の皆さんに伝説の熱量を感じていただけるはずです」と自信をのぞかせた。

映画『イナズマイレブン・ザ・ムービー 2025』は、12月27日（金）より全国のイオンシネマ他にて公開。

前の記事へ次の記事へ