小芝風花、7月スタート『妖怪シェアハウス』で民放連ドラ初主演 ホラーコメディで「怖いというよりは『面白そう!』」

ニュース 女優 映画・ドラマ
小芝風花『妖怪シェアハウス」より
小芝風花『妖怪シェアハウス」より

女優の小芝風花さんが、テレビ朝日7月期の土曜ナイトドラマにて、オリジナルホラーコメディー『妖怪シェアハウス』で主演することが発表された。小芝さんは「もともと、妖怪ものやファンタジー要素がある作品などを見るのが好きだったので、『妖怪シェアハウス』への出演が決まり、しかも妖怪たちとルームシェアできるなんて、すごく楽しみです!」と、喜びを表している。

『美食探偵明智五郎』(日本テレビ系)や『トクサツガガガ』(NHK)など、最近はコメディエンヌとしての活躍が目立つ小芝さん。今回もホラーコメディ作品となる。

小芝さん演じる目黒澪(めぐろみお)は人に嫌われることを恐れ、言いたいことも言えず、空気ばかり読んで生きてきた女の子。やりたいこともなく、とりあえず就職し、いずれは無難に社内恋愛、結婚、出産と考えていたのに、恋した相手は、究極のダメ男。この男が原因でお金に仕事に住まいまで奪われボロボロのどん底に陥った澪がたどり着いた先は、妖怪たちが生活するシェアハウスだった。やがて澪が直面するトラブルや面倒な相手を、超がつくほどおせっかいな妖怪たちがしゃしゃり出て、「やり過ぎ」なほどの過激なやり方でやっつけていくことに……。

小芝さんは「私が演じる澪ちゃんは、人に嫌われたくなくて、言いたいことも言えず、騙されてしまったり、いいように人に使われてしまうのですが、私もどちらかというと、人に嫌われたくないと思ったり、言いたくても『今言うと空気が悪くなってしまうな』と考えて言えなかったりすることがあるので、似ていると感じる部分があります」と役柄と自分を重ね合わせる。

そして「そんな澪ちゃんを、妖怪たちは人間と深く関わることが禁止されているはずなのに、それでも助けてしまう、それは澪ちゃんが持つ真っすぐさや純粋さからだと思うんですね。なので、そこは見ている方々が、『もう仕方ないな、澪は』と、助けたくなるような、応援してあげたくなるような人物を演じられたらいいなと思っています」と抱負を語る。

また妖怪が出る作品について「今作ではたくさんの妖怪と関わっていくのですが、妖怪は『ゲゲゲの鬼太郎』などを見ていたこともあり、個性豊かで愉快なイメージで、怖いというよりは『面白そう!』とわくわくします。なかには怖い妖怪もいると思うのですが、特に今作で登場する妖怪たちは一人ひとり個性を持ちつつも、現代社会に溶け込んでいて人間味があり、とても親しみやすさを感じます。ただ、ビジュアルのインパクトはすごいと思うので、もし実際に一緒に生活をしたら、最初は澪みたいに怖がってしまうかもしれません(笑)。今作の妖怪の方々のビジュアルもかなりすごいんです!」と語る。

そして「そんな出演者の妖怪化した姿をはじめ、妖怪たちの自由さや奔放さ、それぞれの個性がとても素敵に輝いている作品です。世の中には、自分の意見を真っすぐ言える強さを持った人ばかりではなく、ちょっと我慢してしまったり、周りの目を気にして何も言えなかったりする人もいらっしゃると思うんですね。なので、このホラーコメディ作品を通して、ちょっと生きづらいと感じていたり、なかなか自分の思うようにできていないと悩む人たちに、笑っていただきながら勇気づけられたり、背中を押してくれる作品になるよう、頑張りたいと思います」と意気込んでいる。