声優・久保ユリカ、地元・奈良と中野サンプラザでワンライブ開催 アーティスト活動に区切りをつけることを表明

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久保ユリカ
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『ラブライブ/μ‘s』の小泉花陽役などで知られる声優の久保ユリカさんが14日に奈良・なら100年会館、19日に東京・中野サンプラザの2つの会場でワンマンライブ「久保ユリカ Birthday LIVE2017~Meeting with you creates myself~」を開催した。

昨年に続いて、久保さんの誕生日に合わせての公演。昨年はトークを中心としたイベントとなっていたが、今回は、5月10日に発売した、これまでのアーティスト活動の集大成となる1stアルバム『すべてが大切な出会い~Meeting with you creates myself~』を引っさげての公演で、初のソロワンマンライブとなった。

また奈良公演には、久保さんが中学生の頃からライブに足を運んでいたスムルース徳田憲治さん、回陽健太さん、小泉徹朗さんの3人をゲストバンドに迎え、東京公演では、スムルースに加えて、これまで久保さんに楽曲を提供したYugo Ichikawaさん、ミトさん(クラムボン)、サカノウエヨースケさん、Tom-H@ckさん、rinoさんをゲストとして迎えて実施された。

デビューシングル『Lovely Lovely Strawberry』のイントロとともに、パステルカラーの衣装でステージに久保さんが登場。MCを挟んで『ジャーーーーンプアッッッップ!!!!』を会場のファンとともにハイテンションで歌い上げた。続いて、渋谷系サウンドがおしゃれな雰囲気の『Capture You』を歌い、上がりきった客席のテンションをクールダウン。

奈良公演では、『胃が痛いんだなぁ(short ver.)』を披露するとともに、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『久保ユリカが1人しゃべりなんて胃が痛い。』の出張版トークコーナーを行い、来場者から事前に集めたアンケートに答えた。

中野公演では、Yugo Ichikawaさん、ミト、さんサカノウエヨースケさん、Tom-H@ckさん、rinoさんの5人と、それぞれの楽曲についてのトークコーナーを挟んだ。『Everyday 胃痛』『SUMMER CHANCE!!』といったハイテンポな楽曲や『記憶コロコロ』『春風メロディ』といったしっとりした楽曲など、緩急をつけた楽曲構成で、久保ユリカというアーティストのさまざまな顔を披露した。

今回のライブを機に、アーティストとしての活動に区切りをつけることを発表した。奈良公演で久保さんは、その胸中を「今の自分をすべて詰め込ました。いまできることをやりきってしまったので、新しいものを出すには、もっとパワーアップした自分にならないといけないと思いました。パワーアップするためにも、声優としてさらに頑張っていきたいです」と明らかにした。

また、翌週に行われた中野公演では「これまでいろいろな経験をさせていただいてきたすべての経験があって、皆さんと会うことができました。本当に幸せなことで感謝しています。これから先も私らしく、できることを精一杯頑張っていきますので、一緒に歩んでいってください」とさらなる飛躍に向けた決意を表明した。