鈴木ふみ奈「グラビアを通してメッセージを伝えられるということがわかった」10年ぶりにサイゾー表紙に登場

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グラビアアイドルの鈴木ふみ奈さんが「月刊サイゾー」2022年1.2月合併号」の表紙に登場、23日には書泉ブックタワーにて本誌のお渡し会を開催した。鈴木さんが同誌の表紙を飾るのは10年ぶり。イベント前の取材会で鈴木さんは表紙起用について「めちゃくちゃ嬉しかったです! サイゾーさんのグラビアにまたこうやって飾る機会をいただけて嬉しいです」と喜びを表した。

10年ぶりの表紙登場ということについては「サイゾーさんの表紙ってすごく旬の子が選ばれているイメージなんですよ。こうして10年を経ってもなお選んでもらえるということは、今でもちゃんと人気を得ているよという意味合いに感じたので、すごく嬉しかったです」と語った。

この10年間心掛けてきたことについて問われると、「最初の頃はただ“楽しい”“グラビアが好き”という気持ちだけでやってきたところがあったんですけど、グラビアを続けていくうちに、マンネリになったり、これで本当にいいのかと自分の中で葛藤がすごくありました。今は“こういう内容です”と説明を受けたものをただそのままやるだけでなく、自発的にいろんなものを提案していけたらいいなと思っていて、それでいうとサイゾーさんのグラビアってメッセージ性のあるものが多いので、私もそういうものを目指していけたらいいなと思います」と語った。

今回の同号では「狂騒の SDGs」というタイトルで「SDGs(持続可能な開発⽬標)」を取り上げる特集を掲載。表紙も SDGs の意匠が取り⼊れられており、鈴木さんがヒョウ柄の⽑⽪のコートやヘビの⾰製の布に⾒える⾐装を身につけているが、本物の動物のものではなくすべて「フェイクファー」。動物を乱獲して製品を作るのではなく、代替品もあることをアピールするなど、SDGs を感じさせるグラビアページとなっている。

鈴木さんは「普段何気なく革製品のものや毛皮だったり、自分が選んでいるときは何も考えないで選んでいることは多いと思うんです。革製品でも今出てる商品って本物にかなり近いものがかなり多いと思うんです。なのでわざわざ本物を選ぶのではなくて、本物に近いものを選ぶということを頭の片隅においておいてもらうことで、世界がいい方向に変わるんじゃないかなと思います」と思いを語った。

鈴木さんがSDGsに対する意識が高まったのは「ミスワールドを受けたとき」とのこと。「SDGsのプレゼンという課題があって、そのとき“ジェンダー・平等”についてプレゼンさせていただいたんですけど、そのとき、今はせっかくある程度拡散力のあるポジションにつくことができているので、いつかどこかでそういうものを発信していけたらいいなと思ってたんです。でも実際どう発信していけばいいかわからなかったんですが、今回サイゾーさんでSDGsに関わる発信をさせてもらえて、“グラビアで伝える”という方法もあるんだと新しい発見があったので、今回このお仕事が楽しくてしょうがなかったです」と満足そうに語った。

今後は「グラビアを通して何か人に対して伝えられるということは素敵だなと思ったので、これからもやっていきたいのと、今まで見たことがないようなグラビアに挑戦していきたい。そして演技のお仕事ももっと増やしていければと思います」と意気込みを語った。

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