チャオ ベッラ チンクエッティ、感激の10周年記念LIVE「11年目もまだまだ突っ走ります!」

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「チャオ ベッラ チンクエッティ!!!! 10周年記念LIVE!!!!」より
「チャオ ベッラ チンクエッティ!!!! 10周年記念LIVE!!!!」より

4人組グループ・チャオ ベッラ チンクエッティが、結成10周年にあたる2日、東京・新宿BLAZEで「チャオ ベッラ チンクエッティ!!!! 10周年記念LIVE!!!!」を開催、満員のファンを集めて熱気あふれるステージが展開された。

チャオ ベッラ チンクエッティは、2006年にハロプロエッグから選抜された6人で結成されたTHE ポッシボーとしてデビュー。メンバーの卒業、何度かの解散危機を乗り越えて、ここ数年は人気のV字回復が話題に。一年前に現在のグループに改名して、岡田ロビン翔子さん、後藤夕貴さん、橋本愛奈さん、諸塚香奈実さんの4人で活動をしている。

10周年記念のライブは、メンバーによって考えられたこの日だけのスペシャルなセットリスト。最新アルバムから『BOOM!×3~ジェラしっちゃうぞ!焦らしっちゃうぞ!~』からスタート。モノトーンを基調にしたセクシーなコスチュームで登場したメンバーは、序盤はほぼノンストップで近年の楽曲を中心に男女のドラマを演じるように歌った。

歌いたい曲が多すぎて…と組まれた約15分に及ぶ『10周年スペシャルメドレー』は、初期の楽曲を近年の楽曲である『人生はパーリィー! だぁー!』と『なんじゃこりゃ?!』ではさんだ構成となった。

本編ラストとなるブロックは、歌詞にメンバーのキャラクターを紹介するフレーズも織り込まれた『True Hearts~ファンタスチック4~Ver.A』から再びライブがスタートするかのようなテンションで、ロック色が強いナンバーがノンストップでたたみ掛ける。『全力バンザーイ! My Glory!』では、一斉ジャンプで、この日一番の場内の一体感に会場が揺れた。

アンコールでは、2013年のライブイベントで共演以来、楽曲提供などで縁の深い、UNICORNの手島いさむさんが登場。客席はTESSYコールで大歓迎。最新アルバムの中で、手島さんが参加した『Dream More Dreams!』が、そのレコーディングを生再現するかの要にアコースティックで披露された。手島さんを見送った後、ステージに残ったメンバーは10周年を迎えて一言ずつ語った。

後藤「10周年を無事に迎えられたことに感謝します。今日のライブは振り返ることより前を向いて挑もうと思いました。これからもみんながワクワクするようなことをやっていきたい。10周年を迎えられたんで20周年もあるんじゃないかなと思います」

橋本「つんく♂さんに選んでもらったメンバーがまさか10年も続くとは思わなくて、解散危機も何度もありましたけど、それを全部乗り越えたのもファンの皆さんのおかげかなと思います。私は特にネガティブですから(笑)、やけ酒したいときもありますけど(笑)、そんなこともひっくるめてこれから愛してくれたらいいなと思います」

諸塚「始めた頃は自分よりかわいくて歌がうまい子が多くて、自分に自信が持てなかったんですけど、この10年間で皆さんから貰った愛や応援で、自分に自信が持てるようになったなって思います。感謝しか無いです」

ロビン「本当にいろいろあったんですけど、この10年間を私は誇りに思います。はしもん、ごとぅー、もろりん、あっきゃん、かえぴょん、10年前にこのメンバーに会って、決してアイドルの王道ではないところを歩んできた私たちですけど、こうして続けられたことは奇蹟だと思うし、ここまできたらいつかメンバーが結婚して子供を産んだとしても、またここに帰ってこられる場所になりたいなと思うし、まだまだ面白いこと、いっぱい企んでるんで(微笑)、最近、私、口にしてませんけど、大きな場所で(ライブ)をやりたいって夢は変わってませんから!」

ラストは2006年のインディーズ・デビュー曲『ヤング DAYS!!」を感謝をこめて歌い幕を閉じた。だが、まだ鳴り止まぬチャオベラ・コールに再びメンバーが登場。その時、客席はファンからのサプライズで白い光のサイリウムの波。そしてメンバーとファンの夢に向かう強いハートが歌われる『永遠ファイヤーボール!』をサイリウムの海を前にして熱唱。チャオ ベッラ チンクエッティの10周年を祝福した。リーダーのロビンさんが「11年目もまだまだ突っ走ります!」を力強い言葉を残して、10周年の宴が幕を閉じた。

8月3日にはニュー・アルバム『Alive 4U!!!!』をリリースlこの夏は各地で発売イベントの他、対バンなどライブイベントに多数出演。そして9月からコンサートツアーが始まる。