齋藤飛鳥、葛飾の緑化イベントアンバサダーに就任 葛飾出身、小さな頃の思い出の場所とは…

ニュース 女優

元 乃木坂46の齋藤飛鳥さんが8日、2026年度に開催される「全国みどりと花のフェアかつしか」の公式アンバサダーに就任し、東京理科大学葛飾キャンパス図書館大ホールで開催された同フェアの1年前記念イベントの就任式に出席した。

葛飾区が主催し、全国みどりと花のフェアかつしか実行委員会が実施した同イベントは、「未来に向けて成長するみどりと花のまちかつしか」をテーマに、葛飾区の「花いっぱいのまちづくり推進プロジェクト」を軸とした新たな緑化イベントの周知と機運醸成を目指す。

イベントには葛飾区長青木克德氏や、葛飾区ゆかりのキャラクターも登壇。花いっぱいのまちづくり推進プロジェクトの発表、東京理科大学地域貢献サークル「カナラボ」によるサイエンスショー、植栽イベント、カウントダウンクロックの起動などが行われた。

齋藤さんはアンバサダー就任の挨拶で、「私は生まれも育ちも葛飾で、乃木坂46に入って高校生ぐらいのときに一人暮らしを始めたんですけど、それまではずっと葛飾で暮らしていたので、愛着のある街です。葛飾出身と言うと、周りから『あれがあるよね』『これがあるよね』とよく言われるので、そんな街にまた戻る機会をいただけたり、関われることがすごく嬉しいです」と地元への思いを語った。

葛飾の思い出の場所について聞かれると、「小さい頃から大好きなのが、お花茶屋のご近所にある郷土と天文の博物館。プラネタリウムで星を見たり、昔の家を再現した場所に展示されているご飯やおもちゃが大好きで、何度も通いました。リニューアルもされたので、行ったことのない方にはぜひ訪れてほしい」と熱く推荐。「プラネタリウムは心地よくて、寝ちゃうこともあるけど、勉強にもなりつつリラックスして楽しめるので大好きです」と笑顔で付け加えた。

好きな花について、「お花をいただく機会が多く、最近知ったアスパラガスの花が好きです。ちっちゃくて控えめで可愛らしい白っぽい花で、花言葉が『普遍』や『勝利の確信』と、見た目の可愛さとは裏腹に芯の強さを感じるポジティブな意味が素敵だなと思って」と語った。

イベント後には、自然にまつわるエピソードも披露。「少し前にプライベートで葛飾に戻ったとき、初めて入った町中華のお店で、常連のおばあさんが『どうぞお入り!』とドアを開けてくれて。店員さんも感じが良く、思わず昼からビールを飲んでしまったんですけど(笑)、葛飾の人間味や人情が感じられる温かい出来事でした」と振り返り、「そういう方々が過ごす町が葛飾なんだなと、ほっこりした気持ちになりました」と語った。

また、最近の自然との触れ合いについて、「昔は虫や太陽が苦手だったけど、年を重ねて自然が大好きになりました。都会での仕事の合間に自然を浴びないとくたびれてしまうので、最近はお気に入りの河川敷で日が暮れる頃にボーっと過ごしています。親子が魚を捕ったり、膝にてんとう虫が止まったりする時間がすごくいいなって」と穏やかな表情で話した。

植栽イベントにちなみ、育てているものについて聞かれると、「今、家で小さなサボテンを育てています。花瓶のお花は枯れてしまうのが寂しくて、サボテンは手間が少なく、頑張れば長くいてくれるので。帰るとサボテンが待っていてくれるのが、ペットみたいで可愛い。植物って人の心を温かくしてくれる存在ですね」と微笑んだ。

最後に、フェアのテーマである「花を咲かせる」ことにちなみ、「27歳になり、大きな目標より、日常に小さな目標が溶け込むようになりました。お仕事やプライベート、周りの人たちとの和やかな時間を作れるよう、平穏な心を育てています」と、日々の平穏を大切にする思いを語った。

    Comments are closed.