清瀬汐希、役作りで銀座ホステスを体験「居心地の良い家のような雰囲気でした」

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女優の清瀬汐希が11日、ヒューマントラストシネマ有楽町で開催された映画『ル・ジャルダンへようこそ』の公開記念舞台挨拶に登壇した。

この4月にグラビア活動を卒業し、女優としてさらに意欲を見せる清瀬さんがホステス役に初挑戦した本作は、銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」のオーナーママ、望月明美氏による同名書籍がベースとなっている。書籍はすでにシリーズ第3弾まで発売され、好評を博している。

舞台挨拶には、共演の小松みゆき、監督の山口みちへい、原作の望月明美も登壇し、撮影中のエピソードや、役柄への思いを語った。

主演を務めた清瀬さんは、初めて原作のある作品に挑んだことに緊張していたという。「原作がある作品に出るのが初めてで、すごく不安だったんです。でも、監督やスタッフ、共演者の皆さんに支えられて、なんとか撮影を乗り切れました」と語り、客席に向けて感謝の気持ちを表した。

さらに、自分の笑顔に対する監督からの評価が役に大きな影響を与えたことも明かした。「私はあまり自分の笑顔が好きじゃないんですけれども、監督から『寂しそうな笑顔がこの役に合う』と言っていただけて、今回はその部分を存分に引き出していただきました」と振り返る。

また、清瀬さんは、役作りの一環として、実際に舞台となる銀座のクラブ「ル・ジャルダン」に体験入店したことも明かした。「銀座のホステスというと、もっとおしとやかなイメージを持っていたんですが、実際にお店を訪れると、居心地の良い家のような雰囲気で、お客様ともラフに話せる素敵な場所でした」と述べ、現実の体験が役作りに大きく役立ったと話した。

清瀬さんはまた、コロナ禍を背景にした本作について、「実際に私たちが経験したコロナ禍を描いていて、人間味あふれる感情が前面に出た作品になったと思います」と語り、作品への深い愛着を示した。

映画『ル・シャルダンへようこそ』は ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中
公式HP https://lj-movie.tokyo/

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