【桜田ひよりインタビュー】『咲 -Saki- 阿知賀編』で映画初主演「共演のお姉さん方に引っ張ってもらい和気あいあいとした現場でした」

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桜田ひより
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人気コミック『咲-Saki-』の実写化プロジェクト第2弾『咲-Saki-阿知賀編episode of side-A』に、映画初主演となる桜田ひよりさんが主人公・高鴨穏乃(たかかも・しずの)役で出演している。2018年1月20日(土)からの映画公開も控え、期待と注目を集めてている桜田さんにGirlsNewsがインタビューを行い、撮影への意気込みや、エピソードなどをうかがった。

現在も『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載中の『咲-Saki-』は、テレビアニメ化や、外伝も作られるほど、根強い人気を誇っている。2016年末には本編のストーリーがテレビドラマ化され、2017年2月には映画も公開された。前作で主役の宮永咲を演じた浜辺美波さんは、7月公開の映画『君の膵臓をたべたい』や、2018年1月より放送のドラマ『賭ケグルイ』(MBS・TBS系)に主演するなどの躍進ぶりを見せている。

前作と同じ制作陣とスタッフが再集結して贈る“阿知賀編”では、前作で浅川梨奈さんが演じた主要キャラクター・原村和が以前に通っていた奈良県の阿知賀女子学院を舞台に、麻雀に青春を懸ける女子高校生たちのもう一つの物語が描かれる。

主演の桜田さんをはじめ阿知賀のメンバーは、穏乃の幼馴染・新子憧(あたらし あこ)役はフェアリーズの伊藤萌々香さん、阿知賀ナンバーワンの実力を持つ松実玄(まつみ くろ)役には恒松祐里さん、玄の姉・宥(ゆう)役にSUPER☆GiRLSの渡邉幸愛さん、麻雀部部長となる鷺森灼(さぎもり あらた)役を私立恵比寿中学の中山莉子さんが務める。ライバル校の生徒たちも、アイドルグループのメンバーや、ファッション誌のモデルなど、フレッシュな美少女たちが名を連ねている。

【桜田ひよりインタビュー】

–最初に出演のオファーを聞いて、いかがでしたか?

「初めて主演を務めさせていただくということも不安だったんですけど、それ以上に麻雀をやったことがなかったので、それが不安でした。家族も私の周りでもやったことがある人がいなくて、身近なものではなかったです」

–役に決まってから猛勉強されたわけですね?

「まず、原作のマンガとアニメをたくさん見て、自分が演じる穏乃ちゃんの表情だったり、声のトーンだったり、仕草だったり、麻雀の打ち方だったりを研究しました」

–原作を読んでどんな印象を持ちましたか?

「穏乃ちゃんは明るくて元気で、でも、一度決めたことは絶対に曲げないで突っ走っちゃう子だなと感じました。頭で考えるよりも行動にでちゃうタイプで、素直でかわいい魅力的な女の子だと思いました」

–前作の『咲』もご覧になられましたか?

「はい。本当にみなさんかわいく写ってますよね! 出演されたみなさんが、もともとすごく可愛いいんですけど、監督さんが撮影にすごくこだわっていますよね。今回もそうなんですが、どこから撮ったら一番かわいいかをひとりひとり探ってくださっているので、みんながよりかわいく写っているんだと思います。制服もとってもかわいいです」

–前回は原作に忠実なこだわりが感じられましたが今回も?

「役作りでは、マンガやアニメを参考に一から研究しました。私の衣装のジャージも色や形まですごく凝っています。実写ということで実在してもおかしくないように変えた部分もありますが、原作らしさはすごく大切にした部分です」

–どちらも麻雀部が舞台ですが、前回は“文化会系”だったのが、今回は“体育会系”になった印象を持ちました。

「しずちゃんが活発で自然が溢れる中で走り回っているからですかね。役柄やキャストが変わったので、雰囲気もガラっと変わりますね」

–麻雀部のメンバーとはすぐに仲良くなれましたか?

「撮影の前に1ヶ月くらい麻雀の練習をしていたので、麻雀のおかげで急激に仲が深まりました。撮影中も一緒にいることが多かったので、阿知賀のみんなとは本当に仲良くなりました」

–撮影で苦労されたところは?

「やっぱり、麻雀のシーンはいちばん大変でした。牌の手順が台本で全部決まっているので覚えるのが大変でしたし、それぞれの場面で打ち方も変わってくるので、本当に大変でした。あと、苦労したことと言えば、役柄の身長と実際の私たちの身長がバラバラなので、忠実に再現するためにシーンごとに台に乗ったり、靴を脱いだり、見えないところで苦労しています」

–主役としてプレッシャーは感じましたか?

「最初は“私からどんどん話しかけていかなきゃ”とか、すごくドキドキしていたんですが、共演者のお姉さんの方が引っ張ってくださったので、ぜんぜん心配するようなことはありませんでした。本当に和気あいあいとした現場でした」

–ドラマの見どころはどこでしょうか?

「麻雀のシーンはもちろんですが、以前は仲のよかった阿知賀のみんなが、一度バラバラになってしまって、そこからまた再会するまでに、それぞれに苦悩があって、過去との関係性がキーになっていると思うので、そこにも注目して見て欲しいです」

–新年には映画も公開されますが、今後の抱負を聞かせてください。

「映画の公開もすごく楽しみですが、これからの目標としては、演技ももちろん大切なんですけど、周りに気配りのできる女優さんになりたいです。演じる上ではいろんな性格を演じられるように幅広い役をやってみたいです。来年は高校生になるので、学園ものもやってみたいですね」

–今年は受験生でしたね。勉強との両立が大変では?

「勉強の方は出来る限り頑張ってます。出来ないものはしょうがないけど、頑張るようにはしています(笑)」

–お休みの日はどんなふうに過ごしていますか?

「受験生なので今年はあまり遊びには行けなかったんですけど、地元の友だちと一緒にお出かけしたりします。普段はジョギングに行ったり、家にいるときは音楽をかけたり、本もよく読みます。あっ、最近、マリモを育てることにハマっているんですよ」

–マリモって、見ていて変化があるんですか?

「あまりないです(笑)。 でも、1年に1~2ミリぐらい大きくなるので、ちょっとは変わっていると思います。いつか大きくなってくれると信じています」

 

ドラマ「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」
MBS/TBSドラマイズム枠にて放送中
2018年1月より RKK / HBC / IBC にて放送決定

ドラマ「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」特別編
MBS:2018年1月7日(日)深夜0時50分~
TBS:2018年1月9日(火)深夜1時28分~

※放送日時は変更になる可能性があります。
映画「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」
2018年1月20日(土)より 新宿バルト9ほか全国公開

咲-Saki-阿知賀編episode of side-A|実写化プロジェクト http://www.saki-project.jp/

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