新アイドルグループ「アラカシ。」が単独デビューライブ開催「頑張ってきてよかったなって全員が思ってます」

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アラカシ。
アラカシ。

芸能事務所TRUSTAR初のアイドルグループ「アラカシ。」が23日、単独デビューお披露目ライブを渋谷近未来会館で開催した。

満員となった客席の前に登場した5人のメンバーは、曲もダンスも激しい『素晴らしきセカイ』からライブをスタート。来栖ゆかさんが「盛り上がっていきましょう!」と観客を煽り、初披露ながらも1曲めから大きな歓声が客席から上がった。

2曲めは可愛らしさ満開の『トキメキノリユウ』。客席を指差したりするアイドルらしいキュンとする振付や、一人ずつのセリフもあったりと、ファンを虜にする楽曲だ。さらにボカロPとして知られる「みきとP」書下ろしによるキャッチーな楽曲『毒。林、檎・飴』、続いて『僕じゃない選択』を披露し、あっという間に最後の曲『サイゼンセン』を迎え、ライブは大盛りあがり。

会場に響くアンコールの声に応えてメンバーたちは再登場し、『毒。林、檎・飴(Live Ver.)』を再び披露。メンバーたちは改めて満員となった会場に胸を熱くしながら、客席をバックに記念撮影をして「こういうの夢だった!」とニッコリ。

「ここで告知が二つあります」とリーダーの川﨑帆々花さんが切り出し、スクリーンに流れた映像で『4月9日の追加ライブに出演』と『公式サイトとファンクラブがオープン』を知らせた。4月9日が誕生日当日の夢咲れるさんは「みんな、来てくれますよね!?」と観客に念を押した。

そして、ゲストとして、事務所の先輩である梅田彩佳さんが登場し、メンバーに花束を渡して「アラカシ。」のデビューを祝った。『サイゼンセン』の振付を担当したという梅田さんは、自分がアイドルをやっていた頃を思い出しながら「ファンの方が振りコピしたり、一緒に盛り上がってくれるようにした」と明かし、振付のポイントを観客にレクチャーした。

最後に『サイゼンセン』を歌うと、レクチャーの甲斐もあって、メンバーと観客の一体感はさらに深まった。温かい雰囲気につつまれたままエンディングを迎え、メンバーは一人ずつ感想を語ったが、想いがこみ上げて、しばしば涙に声をつまらせた。

ダンスリーダーの奥野未悠さんは「ゼッタイ、学校が同じだったら仲よくならなかった」と、個性がバラバラなメンバーたちとの道のりを振り返り「それでも乗り越えられたのは応援してくれるみんなと、今ここに一緒に立ってるメンバーがいるから」と感謝を伝えた。

叶萌あいかさんは慣れないトークに緊張しながらも、「次のライブに向けてこれからも練習していくので、成長を見守って会いに来てください」と意気込みを語った。

川﨑さんは、この日までの紆余曲折を振り返りつつ、この5人でアイドルデビューができた喜びを噛みしめ、「こんなに集まってくださるとは思ってなかったので、本当に嬉しいです。頑張ってきてよかったなって、全員が思ってます」とライブを締めくくった。

アラカシ。公式Twitter:@trustar_idol
アラカシ。公式HP :https://arakashi.jp/

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