イケてるハーツ、初期メンバー・新ユウユと舞波和音が卒業 11人で勝ち取った『MARIA』を披露

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アイドルグループ「イケてるハーツ」が12月21日、渋谷WWWXにてワンマンライブを開催し、同公演をもって、一期生メンバーの新ユウユと舞波和音の二人がグループを卒業した。

『新ユウユ・舞波和音 卒業公演 ~新たなる舞台へ~』と題したこの公演は、2017年1月にイケてるハーツが初めてワンマンライブを行なった同会場で行なわれた。客席は当時を優に超える観客で溢れかえり、初期からグループを支えてきた二人の旅立ちを見守った。

ライブは、最近の曲から懐かしい曲まで、思い出を綴る数々の楽曲で盛り上がった。メンバーたちは、ときどき、この瞬間を確かめ合うように視線を交わしながら、精一杯のパフォーマンスで思いをぶつけていく。しかし、楽しい時間は瞬く間に過ぎてゆき、やがて終盤を迎える。

アンコールに応えて、二人はそれぞれが生誕ライブで着用したドレスで登場した。アンコール曲は、10月に同じレーベルの先輩である「純情のアフィリア」と動員数を競い、対決に勝ったご褒美として、11人で勝ち取った新曲『MARIA』。このメンバーで最初で最後となるこの曲を、全員で心を寄せ合いながら披露した。

二人は、改めて集まってくれたファンを前に感謝の言葉を伝えた。

舞波和音さんは、「まさか、こんなに長く続けるなんて思っていなかのですが、毎日がすごく楽しくて、ずっと、(どうしよう、辞められない)って感じでした。でも、 今日も『新たな舞台へ』というサブタイトルを付けていただいたように、私もまだまだ続く人生の中で、新たな一歩を踏み出すことになりました。卒業ライブをこんなにも沢山の人と大好きなメンバーと迎えられたことが本当に幸せです。イケてるハーツはこれからも、ずっとずっと続いて欲しいし、もっともっと大きくなって、(マナミィ、もうちょっと頑張ればよかったな)と思わせるくらいに、素敵なグループになっていくことを切に願っています」

新ユウユさんは、「アイドルとして4年半みんなと歩んできた中で、(自分はアイドルに向いてないな)と思うこともいっぱいあったんですけれど、それでもステージに立って、こうやってみんなの笑顔を見ると 、ライブが楽しい、大好きだなって思えて、本当に幸せでした。 まだまだ続けられるんじゃないかなとも思ったんですけど、自分としてやりたいことも沢山やっていきたいし、他のイケてるハーツのメンバーがとても頼もしいので、これからのハーツに期待しています。いつか、“私、こんなグループいたのよ、ドヤ!”って言えるくらい、 大きなグループになってほしいので、これからのイケてるハーツも応援よろしくお願いします」

メンバーを代表してリーダーの虹香さんは涙をこらえながら、 「今まで一緒に走り続けてきて、たくさん夢を叶えることができて嬉しかった。辛いことや、大きな大きな壁もたくさんあったけれど、力を合わせて乗り越えて、たくさん思い出ができたと思う。すごく寂しい気持ちもあるんですが、“期待している”って言ってもらえたので、4年半の思い出を胸に、これからは私たち9人でイケてるハーツをもっともっと大きいグループにしていけるように頑張りたい」と二人に誓った。

二人はファンとメンバーから卒業証書や、花束などのプレゼントを受け取ると、満足そうに満面の笑みを浮かべた。

新ユウユさんさんは「アイドルになれて、みんなと一緒にたくさんの夢を叶えることができて本当に幸せでした。一生忘れられないくらい濃い4年半だったので、感謝の気持ちを胸にこれからも生きていきます」と言い、舞波和音さんも「応援してくださる皆さんがいなかったら、今の私はなかったというくらい、感謝しても感謝しきれない。メンバーと離れるのは寂しいけど、この関係は一生ものだと思う。おばあちゃんになっても遊びに行けるような間柄でいてください」と気持ちを伝えた。

離れがたい気持ちに「まだ実感がない」と口にするメンバーたちだったが、意を決して『I will』をしっとりと歌い上げ、続いて、『ハッピーエンド』『ルミカジェーン』で、再び会場を絶頂まで盛り上げた。熱い声援を受けながら、メンバーたちは深く頭を下げて最大限の感謝を伝えた。

なおも鳴り止まない拍手のダブルアンコールに応えて、最後は『LOVE♡LOVE♡LOVE』をしっとりと歌い上げて、公演は和やかな雰囲気のまま幕を閉じた。

イケてるハーツは、2月27日発売の7thシングル『Sparkle☆Power』に向けて、リリースイベントを各地で開催中。

イケてるハーツ公式サイト http://stand-up-project.jp/iketeruhearts/