元ベイビーレイズJAPAN・渡邊璃生のチャット小説が朗読劇化され上演

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『遥か隣で/遥か隣でⅡ』より。「工藤了」こと渡邊璃生(中央)とキャストたち。左端はMCの大森つばさ。
『遥か隣で/遥か隣でⅡ』より。「工藤了」こと渡邊璃生(中央)とキャストたち。左端はMCの大森つばさ。

ベイビーレイズJAPANの元メンバー・渡邊璃生が「工藤了」として創作したチャット小説『遥か隣で/遥か隣でⅡ』の2作品を朗読劇として29日、銀座九劇アカデミアで上演。上演後には、工藤了およびキャストによるスペシャルトークショーも行われた。

渡邊さんはアイドル時代から小説や歌詞を書くことが得意だったこともあり、卒業してからは自身の感性を活かして執筆活動をスタート。SFチャット小説『遥か隣で/遥か隣でⅡ』が朗読劇化することが決定し、工藤了本人監修のもと、キャストオーディションを開催し、戦時中の地球の国・プリンシピオに住むミト役に山﨑果倫、地球から遠く離れた宇宙船に住むよかぜ役に佐野舞香、その同寮のあまね役に寄川未結が選ばれた。

トークショーでは、作者の工藤了、ミト役の山崎果倫、よかぜ役の佐野舞香、あまね役の寄川未結が登壇。ファンからの質疑応答に応じ、「作者・工藤了さんとして、演じてもらうキャストの方に指示をしたりしたのですか?」という質問に対し、工藤さんは、イメージ通りのキャスティングが出来ましたと前置きした上で「私も朗読劇をやったことはないのですが、一応演者として表に出ることがあったので、それぞれのキャラクターのイメージを伝えた上で、キャストさんの読みやすさ優先で演じてもらいました」と自らのスタンスを語った。

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