36年前の航空機事故をテーマにした舞台、池袋で二度目の公演「それぞれのお母さんの葛藤を見てほしい」 | GirlsNews

36年前の航空機事故をテーマにした舞台、池袋で二度目の公演「それぞれのお母さんの葛藤を見てほしい」

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山崎真実さんが主演する舞台”STAYDOG”Produce『幸せになるために』が24日、池袋「シアターグリーン BOX in BOX THEATER」にて初日を迎えた。公演は28日まで、全ステージライブ配信も行われる。

グラビアアイドルとしてデビューし、女優としてたくさんの映画やドラマで活躍してきた山崎真実さんが主演を務めるほか、元AKB48の後藤萌咲さんや、立仙愛理さんらが、先週に行われた大阪公演に引き続き出演。また、東京公演では多くのキャストが替わり、ダブルキャストで上演が行われる。

森岡利行氏の作・演出による作品で、実在の航空事故を元にした社会派の演劇となっている。重いテーマだが、前半では、ほのぼのとした情景や、コミカルな会話もあり、楽しく観ているうちに深くはまり込んでいく演出が巧みだ。

<キャストコメント>

■山崎真実さん

「この舞台は、映画の撮影のために5組の家族が集められたという状況から物語が始まるのですが、実はそれぞれがある航空機事故の関係者で、ハッピーエンドの予定だった映画が、その事故に結びついて変わっていくというお話です。

私が演じる松永真紀子は小学生の息子がいる母親で、オーディションを受けて映画に参加するのですが、話が進むにつれて真紀子が物語の中心になっていきます。実際に起った事故を元にしているので心が締めつけられるのですが、最後は前向きに進んで行こうという気持ちになって、明日に踏み出せる内容になっています 。

役作りでは、脚本を文章として読んだ時点ではちょっと難しい内容だと感じたので、お客さんには分かりやすく伝えようと心がけて演じました。見どころは、私を含めて、それぞれのお母さんの葛藤を見て欲しいです。舞台で生で見ていただく方には、役者さんの熱量がすごく伝わる作品だと思いますし、配信で見ていただく方にも、役者さんの表情がじっくり見られて、気持ちが伝わるのではないかと思います。ぜひ見て欲しい作品です」

■後藤萌咲さん

「大阪での公演もあったのですが、場所が違うと雰囲気が違いますし、キャストも多くが違うので、新鮮な気持ちでゲネプロをやらせていただきました。

私の演じる福山泉子は実在の航空機事故の生存者がモデルになっている役で、平和な家族が演じている劇中劇が、どんどん現実に繋がっていくんです。

見どころはまず、家族の仲の良さをじっくり見てほしいです。私たち福山家の家族のみんながすごく仲がよくて、そんな一般家庭の笑顔の日常が、急に事故で奪われるお話なのですが、 家族の仲の良さを感じていただいたうえで最後まで見ていただければ、作品に込めた想いがよく伝わると思います。

これまで何度も舞台に立たせていただいているんですけれど、本当にあった出来事を舞台でやらせていただくのは初めてなので、すごくプレッシャーを感じます。

家族の絆や自分の大切なものが急に奪われることは、日常では想像できないと思うんですが、そういうものをもっと大事にしていきましょうという気持ちで みんなと一緒にやってきたので、皆さんに想いが伝わればいいなと思います」

■立仙愛理さん

「大阪公演を終えて東京公演の初日を迎えるんですが、大阪と東京では多くのキャストが変わるので、自分自身としては初心に還ってやろうと思っています。

実際にあった事故を元にしているので、関係者が見ても失礼がないように一生懸命やろうと、すごく責任を感じています。私たちが演じる家族は、一番みなさんが知っている人に連想できる家族なので、私なりに調べたうえで、しっかり演じなきゃと思います。実在のみなさんが常に後ろにいるつもりで、少しでも想いが伝わればいいなと思っています。

個人的な見どころとしては、土佐弁でしゃべっているシーンがあるんです。私は高知県が出身なので普段どおりなのですが、見ている方はちょっと驚くかもしれません。精神を削りながら一生懸命やってますので(笑)、ちょっとでも楽しんでいただけたらなと思います。

この作品を通して、家族の存在や身の回りの人と過ごす日常が意外と当たり前じゃないかもしれないなと、私自身もすごく思ったので、みなさんにも何かを考えるきっかけになればいいなと思います」

■上原ぺこさん

「本当にあった史実を元にした作品なので、プレッシャーがすごくのしかかってきて、頑張らなければという気持ちでいっぱいです。

私の役柄は、3姉妹の子を持つ母親です。私自身は結婚もしてないし子供もいないのですが、急に3人も子供ができました(笑)。 普段は下の立場でヘコヘコしている方が安心するタイプなので、先輩とか上司とか、今回は母親とか、上の立場の役をやるのは、自分でも意外に感じます。キャストの中に小学生の男の子がいるのですが、稽古中にその子にも敬語を使っちゃうんですよ。小学生にも気を使って話しかけているので周りから笑われました。

上の立場というのが苦手で、母親を演じるにはどうしたらいいんだろうとずっと考えていました。稽古場では三姉妹のキャストにも敬語を使っちゃったりしたんですけど、お芝居中はお母さんとして頑張ってしていますので、暖かく見ていただければと思います。

航空事故に遭われた方々の想いを背負って、全身全霊で頑張りますので、ぜひ見届けていただけると嬉しいです」

■公演詳細(STRAYDOG)http://www.straydog.info/stage/Shiawase_2021.html

■ストーリー(資料より)

とある廃工場に映画の撮影で集まった5組の家族。
オーディションに合格したごくごく普通の4組の家族と、
出演兼主題歌を依頼された日本を代表する歌手とその家族達。
和気藹々とした撮影現場では、皆が興奮気味だった。

映画の物語は当初、旅客機が故障し、無事、川に不時着し全員助かるという筋書きだったが、
出演者が演じるうちに、1985年、日本中を震撼させた
本当に起こった“ある事故”の筋書きに変わってゆく――

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