櫻井佑音、初主演映画『にじいろトリップ~少女は虹を渡る~』が公開

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ライブアイドルやモデル、そして女優として活躍中の櫻井佑音(さくらいゆうね)さんの初主演映画『にじいろトリップ~少女は虹を渡る~』が25日に公開初日を迎え、新宿・K’s シネマにて行われた舞台挨拶に、いまおかしんじ監督らと登壇した。

本作は、雨のキャンプ場を舞台に、両親の復縁を願う少女の気持ちを歌にして届ける、ミュージカル仕立ての切なくも愛おしい 39分の短編映画。2020年度「映画芸術」日本映画ベスト1に選出された『れいこいるか』のいまおかしんじ監督が、新たなる傑作を生みだした。

主役の少女を演じるのは、本作が初主演作となる櫻井佑音さん。テレビ東京系「THE カラオケ★バトル」に出演する実力を持ち、3 月には待望のファーストミニアルバム『My Precious』がリリースされたその歌声を、ミュージカル仕立ての本作で惜しみなく披露。気持ちを歌にして届ける少女を好演し、先に公開された大阪アジアン映画祭では絶賛が相次いだ。

満員のお客さんを前に櫻井さんは、初めての主演について「すごく緊張していたんですけど、キャストとスタッフのみなさんが優しくて楽しかったです」と撮影に臨んだ気持ちを振り返った。

父親役の小林竜樹さんは出演にあたって最初に脚本を読んで(歌やダンスがどうなるんだろう?)と驚いたそうだが、「現場で佑音ちゃんの歌とダンスを目の当たりにして、すごいなと思って。これは安心だと思いました」と述懐。

母親役の荻野友里さんも櫻井さんの第一印象を「いきなり歌とダンスが始まるシーンに出くわして、普通にお客さんの目線で堪能して、いいなと思いました」と褒めた。

コロナ禍の中でメガホンをとった、いまおか監督は「現場では気が付かなかったけど、編集していて“ちょっと大人になってる”と感じた。この瞬間が撮れてよかったなと思う」と語り、櫻井さんに「自分では大人ですか?子供ですか?」と尋ねると「アイスとお菓子には目がないので、まだまだ子供です!」と屈託のない笑顔が返った。

今年中学生になった櫻井さんは、「ちょっと大人になったかなと思ったけど、全然変わってない。声変わりして、歌うと声が裏返って大変でした。声変わりは大っ嫌いです」と話していた。

映画『にじいろトリップ~少女は虹を渡る~』は、新宿・K’s シネマほか全国順次公開。

公式HP: https://nijiirotrip.net-broadway.com