井上小百合、小学生の自主映画制作を描いた青春ジュブナイル映画で教師役に「誰かに夢を与えられるような存在になりたい」

ニュース 女優 映画・ドラマ
井上小百合
井上小百合

乃木坂46の元メンバーで現在は舞台を中心に活躍している井上小百合さんが出演する映画『ラストサマーウオーズ』が、9月下旬より埼玉県入間市にてクランクインする。これに先駆けて、応援を募るクラウドファンディングがスタートした。

狭山茶の主産地として有名な埼玉県入間市を舞台とする本作は、小学6年生の内気な映画好き男子が、好きな女の子の引越しが決まったことで、彼女をヒロインにした自主映画作りをスタートさせようと奮闘する青春ジュブナイル映画。

主演となる小学生の子どもたちの役は現在オーディションを実施中だが、子どもたちを見守る小学校の若手担任教師役に、埼玉県出身の井上小百合。主人公の兄役には、舞台「タンブリング」など俳優としても活躍中の7ORDER・長妻怜央が決まった。

監督を入間市出身の若手クリエーター宮岡太郎が務めるほか、主人公の父親役にデビット伊東、そして主人公の母親役は櫻井淳子と、埼玉県出身の豪華キャスト陣が脇を固める。雄大な入間の茶畑や自然を背景に、子どもたちの目線で描かれるひと夏の物語が紡がれる。

また本作『ラストサマーウォーズ』の2022年全国公開へ向けて、多くの人に映画を届けるために応援していただく応援団をククラウドファンディングプラットフォーム「MotionGallery」にて募集する。支援者にはエンドロールへのクレジット掲載、本編Blu-rayの進呈、完成披露試写会への招待など、さまざまなリターン(特典)が用意されている。

<井上小百合コメント>
役者を目指し始めたのは中学生のとき。
色んな過程を経て16歳で一人、東京に出てきました。
辛いことも沢山経験し、傷付かなかったというと嘘になるけれど、それでも『夢』という希望がいつも私の中の光となって、生きる糧になっていました。

ただ、そうして夢に立ち向かおうとする度に、それをさまたげる大人たちがいたことも思い出します。
幼い自分に対して愛情あってのことだというのは重々承知でしたが、自分を否定されるような感覚になったことは確かでしたし、それが何よりも傷付いたのも、確かでした。

大人になってみて、諦めないで良かったとつくづく思うことが沢山あります。
好きなことに全力でぶつかれるほど充実した日々はないです。
例え打ちのめされても、やりたいことを否定されることのほうがずっとずっと悲しかったので、今の私は、努力する人を応援してあげられるような、誰かに夢を与えられるような存在になりたいと思っています。

この脚本を読んだとき、何よりもそんな自分とリンクして…純粋に沢山の人に届けたい映画だなと思いました。
宮岡監督の、映画への愛もとても感じており、そんな方の元でものづくりができるという事を本当に有難く思っています。

ご時世柄、世の中は暗いニュースで溢れていて、こんな時代に希望を持つことは容易いことでは無いのかも知れません。
が、子供たちはこんな世の中でも生きていかなければ、未来をつくっていかなければなりません。
ここに登場する少年少女たちを通して、何か伝えられるものがあると信じています。

ぜひ子供から大人まで、あるいは現在夢を追いかけている人や、もしかしたら今何かを諦めようとしている人、色々な人に見ていただきたいです。

<クラウドファンディング&作品詳細>
https://motion-gallery.net/projects/lastsummerwars

<公式Twitter> @iruma_mov

©「ラストサマーウオーズ」製作委員会