【永島聖羅・船岡咲インタビュー】舞台「ダンガンロンパ3」忌村静子をWキャストで演じる2人のビジュアルが解禁

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永島聖羅・船岡咲
永島聖羅・船岡咲

人気ゲーム『ダンガンロンパ』シリーズの舞台化第3弾となる『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018~The End of 希望ヶ峰学園~』が、7月20日の東京公演を皮切りに、7月27日からの大阪公演、8月3日からの東京凱旋公演の予定で上演される。

主演の西銘駿さんや、ヒロイン役の岡本夏美さんら、豪華キャストが出演した4月3日の制作発表会のあと、「元・超高校級の薬剤師・忌村静子」をWキャストで演じる永島聖羅さんと船岡咲さんに、本作への意気込みや公演での見どころなどについて語ってもらった。

–まずは、記者会見を終えて、忌村静子役に決まった感想をお願いします。

永島 今回このダンガンロンパの舞台に出演が決まった時は、すごく楽しみだなという気持ちと、2.5Dの舞台が初めてということで不安もありました。でも、今日この制作発表を終えて、素敵なキャストの方達に囲まれてみて、この作品をいい作品に出来るように、私自身も頑張りたいなと思いました。

船岡 ダンガンロンパはアニメを観ていたので、自分が本当にこの世界に入ってやるんだって思うと、驚きと不安が結構大きかったんですけど、今、記者会見が終わって、ようやくワクワクしてきました。頑張ります。

–ふたりは以前にもお会いしていたんですか?

ふたり いいえ、今日が初めてです。

–お互いの印象はどうですか?

永島 W キャスに決まった時に、咲ちゃんのSNSなどを見たりして、どんな子なのか楽しみにしていました。今日初めて会って、すごく喋りやすい子だったので、よかったなと、ちょっと安心しました。

船岡 私も雰囲気とか、共通の友達がいたりとかで、きっといい子だなと思っていました。直に会うのは初めてだったんだけど、すごくいい子で一緒に出来てよかったなって思いました。

–乃木坂を辞めてから こうした大きな公演は初めてになりますか?

永島 そうですね。

–改めて意気込みを聞かせてください。

永島 東京、大阪、そしてまた東京と、地方の公演もある舞台は初めてなので嬉しいです。今年は“地方もいけるような大きな作品に出たい”という目標を立てていたので、それがこんなに早く叶うことができてよかったです。乃木坂の時からのファンの方や、辞めてから好きになってくれた方々はもちろん、“この舞台を見て好きになった”という方も増えてもらえるように、全力で静子ちゃんを演じられたらな、と思います。

–船岡さんはご自身の役についていかがですか?

船岡 静子ちゃんは強烈なキャラですね。派手ではないんですけど、目立たない中にも計り知れない部分があります。こんなキャラクターは演じたことがないので、どうなるんだろうって、自分でもまだわからないんですけれど。実際、アニメだとアクションとかもたくさんあって、私には未知の領域のキャラです。不安も大きいんですけれど、やりがいがある役だと思うので、自分なりに演じられたらなと思っています。

–聖羅さんは2.5Dの舞台は初めてということですが、やはり原作のゲームやアニメを参考にされましたか?

永島 まだ静子ちゃんが出ている部分の動画をところどころ見せていただいただけなのですが、稽古が始まるまでに、全体をしっかり見たいなと思っています。稽古中にも自分で演じながら、もっとこうしたら近づけるという部分を、どんどん研究をしていけたらなと思います。

–咲さんは以前からダンガンロンパが好きだったと聞きましたけど。

船岡 アニメが大好きだったんですけれど、まさか自分が舞台で演じると思って見ていたわけではなかったので、もう1回見直したいなと思っています。静子ちゃんは自分とはかけ離れたキャラなので、オファーをいただいて、“えっ、私が静子ちゃんですか!?”って、自分でもビックリしました。でも、演じられることがすごく楽しみです。

–咲さんはダンガンロンパの作品の魅力をどこに感じていますか?

船岡 結構ダークな世界で、次々と人が死んでいくので、暗いし、重いし、辛いと思うことも多いんですけれど、それでも希望を持って仲間のみんなと乗り越えることで、友情や絆の大切さが感じられて、すごく勇気が出るメッセージのある作品だなと思います。

–聖羅さんは静子というキャラクターをどう感じていますか?

永島 普段はすごくテンションが低くて、ぶつ切りに喋る印象です。本当に自分とすごくかけ離れてるなという印象なので、咲さんも言っていたように演じがいがあると思います。自分とここまで真逆の役をやったことがないので、稽古が始まるのがすごく楽しみです。

–ほかのキャストのみなさんも個性的な顔ぶれですが、お会いした印象はどうでしたか?

永島 乃木坂46以外では、舞台をやってきて、あまり同じ世代の人と一緒ではなかったので、逆に年の近い子が多くて嬉しいです。

船岡 私もこれまでたくさんの舞台に立たせていただいているんですが、今回は知り合いのキャストさんがいなくてちょっと不安だったんですけれど、事務所の先輩がたがいっぱいいらっしゃるんですよ。きょう初めてみなさんとお会いしたんですけれど、楽しい雰囲気で安心しました。

–自分の演じるキャラクター以外で好きなキャラクターや、かっこいいと思うキャラクターはいますか?

船岡 かっこいいなと思うのは元・超高校級の生徒会長・宗方京助です。絵に描いたようなマンガに出てくるかっこいい渋い人って感じ。でも静子ちゃんとはあんまり関わらないんですよね。仲田 (博喜)さんが演じるんですけれど、すごくそっくりで、絶対にいいなって。普通にファン目線で楽しみにしています。

永島 私は初舞台だと言っていた、トリテンの一徹さんが演じる元・超高校級の農家・万代大作がとても楽しみです。どんな感じになるのか、純粋にすごく楽しみです。

–江ノ島盾子役の神田沙也加さんにお会いした印象はいかがでしたでしょうか?

船岡 本当に恐縮なんですが、私よく似ているって言われるんですよ。実際にお会いしたのは初めてだったんですが、写真ともイメージが違っていて、すごくふわっとした感じで可愛かったです。

永島 ご挨拶させていただいた時に、パッとオーラが輝いていて、“うわーっ、すごい!神田さんみたいな方に近づけるように、自分ももっと磨かないといけないな”と思いました。

–まだまだお稽古もこれからだと思いますが、最後にそれぞれの見どころを紹介していただけますか?

船岡 周りから“この役を船岡咲がやるんだ?”って思われるほど、見た目もキャラクターも全然違うのですが、公演では今まで見たことのない私を見てもらえるんじゃないかと思う ので期待して欲しいです。私はアクションはあまりできないと言うイメージを持たれていると思うのですが、めちゃくちゃかっこいいアクションをお見せできたらと思います。

永島 咲さんも言ってるように、私も本当に自分と真逆な役だと思います。殺陣とかアクションがあると聞いて、私自身今までがっつりやってきたことはなかったので、それに挑戦できるのはすごく楽しみです。ダンスでお見せしていたのとは違う、女優としての“動く永島”を観に来てください。そして、静子ちゃんに少しでも近づけるようにして、“永島がこの役でよかったよ”って思ってもらえるように頑張ります。

 

永島聖羅 (ながしま せいら)
生年月日:1994年5月19日
出身地:愛知県
2016年3月に乃木坂46を卒業
NHK Eテレ『短歌de胸キュン』に出演中

船岡 咲 (ふなおか さき)
生年月日:1993年3月2日
出身地:神奈川県
日テレジェニック2012
劇団ズッキュン娘『夢で逢いま笑』に出演(2018年5月10日~20日 吉祥寺シアター)

 

『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018 〜The End of 希望ヶ峰学園〜』

 

【日程】
サンシャイン劇場 (池袋)/ 7月20日(金)~7月23日(月)
森ノ宮ピロティホール (大阪)/ 7月27日(金)~7月29日(日)
ヒューリックホール東京 (有楽町)/ 8月3日(金)~8月13日(月)

【出演】
西銘駿、岡本夏美、神永圭佑、飯田里穂、木津つばさ、鮎川太陽、永山たかし、山下まみ、三秋里歩、永島聖羅、高橋りな、玉木健仁、石田安奈、船岡咲、七海、一徹【トリテン】、工藤紬、大久保圭介/市川美織、竹若元博【バッファロー吾郎】、松風雅也(映像出演)、中村優一(映像出演)/TARAKO(声の出演)、貴家堂子(声の出演)/仲田博喜、神田沙也加(映像出演)
※ダブルキャストあり

『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018~The End of 希望ヶ峰学園~』
公式サイト
 http://www.cornflakes.jp/dangan/2018/

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