元 乃木坂46 深川麻衣が初の朗読劇出演「舞台に立った時に何が見えてくるのか…」

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深川麻衣
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元 乃木坂46で女優の深川麻衣さんが4月20日、東京・草月ホールにて開催される一夜限りの朗読劇『SONG & PLAY「ふじ子の恋」~三浦綾子著「塩狩峠」より』に出演することが発表された。深川さんは「初めての朗読劇。舞台に立った時に何が見えてくるのか、どういうものが生まれるのか、楽しみな気持ちと、未体験な場所に足を踏み入れる怖さで、今から心臓がドキドキしています」と期待感を表している。

1909年、厳冬の北海道で実際に起こった列車事故を元に描かれた小説『塩狩峠』。同作は1966年の連載以降、『氷点』や『道ありき』と同様に、著者である三浦綾子氏の大ヒット作品となり、1973年に映画化。文庫化などにより多くのファンに親しまれている。

今回のSONG & PLAY『ふじ子の恋』は、同小説ヒロイン・ふじ子の目線で紡ぎ、新たな三浦綾子ワールドを笹部博司氏により朗読劇化。深川さんが、本作品の世界観を生演奏の音楽と共に歌と朗読で表現する。深川さんは「ふじ子の言葉に、気持ちに、素直に自由に身を委ねながら、観に来てくださる皆さんと一緒に、ふじ子の内側に触れることができたら嬉しいです」と意気込みを語る。なお深川さんは、チラシデザインの原画や衣装案などを自ら手掛けるなどし、アーティスティックな一面も見せていく。

深川さんは1991年、静岡県生まれ。「乃木坂46」の初期メンバーとして数多くのヒット作と共に活動し、同グループを牽引する存在になり、“乃木坂の聖母”の愛称で親しまれた。俳優業に専念するべく2016年に同グループを卒業。同年、テレビドラマ『プリンセスメゾン』(NHK-BS)に出演し、2017年には北村薫原作の舞台「SKIP」で主演を務めた。

朗読劇『SONG & PLAY 「ふじ子の恋」~三浦綾子著「塩狩峠」より』は4月20日(金)東京・草月ホールにて上演。原作 三浦綾子著「塩狩峠」 作・演出 笹部博司

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