木下愛華、舞台『海街diary』再演開幕で意気込み「一公演ずつ大切に新鮮な気持ちで」

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舞台『海街diary』
舞台『海街diary』

NHK Eテレ『Rの法則』でも人気の女優・木下愛華さんが出演する舞台『海街diary』の再演が6日、東京・紀伊國屋ホールで開幕した。木下さんは「公演は3日間しかないので、一公演ずつ大切に新鮮な気持ちで取り組んでいければと思います」と意気込みを語った。

吉田秋生氏による人気コミックが原作の本作で、木下さんが演じるのはメインの四人姉妹の末っ子で異母妹のすず役。初演(今年3月~4月)時の姉役の山崎真実さん、柳ゆり菜さん、門前亜里さんとも引き続きの共演となる。

綾瀬はるかさんら出演の映画でも話題になった本作。映画版でも印象に残った叙情的な空気感を生かしつつも、ダンスや歌のシーンもあり舞台ならではのエンターテイメント性の強い作品になっている。以前のインタビューで木下さんは「映画版のイメージを持って観に来ていただくと、びっくりされるかもしれません」と語っていたが、その言葉通り賑やかでエネルギッシュな面もあるステージを見せている。

木下さん演じるすずは育った境遇から、中学生なのに大人びていて、感情を表に出さない難しい役柄。そんな大人びた面と、感情を爆発させるシーンのギャップを見事に表現、またサッカー選手役のすずの躍動感いっぱいの姿や、歌やダンスのシーンで見せるイキイキとした笑顔まで、多彩な魅力を見せている。

木下さんは再演に臨む中で「今回の再演から参加されている先輩の役者さんもいらっしゃっるのですが、いろんなアドバイスをいただいて、自分の引っ掛かっていたところが解消されたり助かっています。具体的なヒントをくださったり…」と女優として刺激をもらえているようだ。そして「初演に引き続いて観に来てくださる方もいると思うのですが、新しい要素もあるのでそこはワクワクしながら観ていただければと思います」とアピールしている。

舞台『海街diary』(再演)は8日まで東京・紀伊國屋ホールで上演中。7日(土)が14時、19時開演、8日(日)が13時、17時開演。

木下愛華 舞台『海街diary』インタビュー