岡田結実が甲子園球場で球児にエール「力の全てを出し切って悔いのないプレーを」

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i岡田結実
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19日に開幕した第89回選抜高等学校野球大会にて「センバツ応援イメージキャラクター」を務めるタレントの岡田結実さんが甲子園球場を訪れ、開会式と開幕試合を観戦した。4月から高校2年生の岡田さん。同世代の球児たちに「目指す世界は違うけど、みんな同じ世代で選手も私も夢を追いかける姿は同じ。今ここで出せる力の全てを出し切って悔いのないプレーをしてほしい」と選手たちにエールを送った。

この日は午前9時前に甲子園球場に入りした岡田さん。毎日放送(MBS)の実況ブースで開会式の生放送にゲスト出演し、その後、バックネット裏や外野席で開幕試合の初出場対決、至学館(愛知)-呉(広島)戦を観戦した。岡田さんは高校生の制服をイメージした白いブラウスに赤いリボン、グレーのカーディガンにチェックのスカート姿。4万4000人の観衆が入った球場を一目見るなり「わあ、大きいなあ」と感動した様子だった。

開会式で出場32校の選手が星野源さんのヒット曲『恋』の行進曲に乗って入場してくると、「実際に球場で実際に見るとテレビより全然迫力があります。行進する選手もかっこいいですし、スタンドの皆さんも手拍子して、一緒に戦うんだという熱気が伝わってきて、感激して泣きそうになりました」と語った。

作新学院(栃木)の添田真聖主将が「支えてくれた地域の人々への感謝を忘れず戦います。先輩が築いた大会を継承していきます」と選手宣誓。岡田さんは「出場校が主将をセンバツ旗で囲んでいるのを見ると、みんなライバルだけど野球を好きな仲間が集っているというのが伝わってきてとってもいいです」と話した。

開幕試合では、スタンドの応援歌に合わせて手拍子したり、口ずさんだり。攻撃のチャンスが広がると「あっ、いけっ、頑張れ~」と身
を乗り出して声援を送り、得点が入ると大喜びした。

岡田さんは大阪市出身。お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんの長女。兄は俳優の隆之介さん。スノーボードやチアリーディングの経験があり、野球に関しては、オリックスバッファローズの大ファンの父や野球をしていた兄と一緒に観戦によく出かけたという。兄とはキャッチボールもよくしたという。「野球ではランナーが塁をリードして、投手が牽制したりする場面なんかが好きです」という。

センバツ応援イメージキャラクターに任命されてからは、センバツの雑誌で高校野球の記事を熱心に読んだという。「選手の紹介記事を読んだら、私のファンという選手もいてとても嬉しかった。21世紀枠のチームもよく選ばれて出てきてくれたという感じです」と思いやっていた。