杉咲花、『無限の住人』劇中カットを公開「木村拓哉さん演じる万次を信じ覚悟をもって演じました」

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杉咲花
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女優の杉咲花さんが2017年4月公開の映画『無限の住人』にヒロイン役で出演。その劇中カットが公開された。

本作で、杉咲さんが演じる浅野凜は、天津影久(福士蒼汰)率いる国中の流派統一を目論む剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)に、両親を殺される。道場の一人娘だった凜は、自身の命を懸けて仇討ちを決意し、不死身の体を持つ男・万次(木村拓哉)に用心棒を依頼する。かつての亡き妹に似ているその姿に、しぶしぶながら依頼を受けた万次。敵討ちの旅に出る。しかしそれは、不死身の万次をも追いこむ予想外の戦いの始まりだった…。

杉咲さんは、第7回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞、第37回ヨコハマ映画祭では日本映画個人賞と最優秀新人賞を受賞。さらに平成28年度前期NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』では主人公・常子の妹・美子を好演している。

19歳という若さで、ヒロインかつ木村さんの相手役に大抜擢された杉咲さんだが、「凜が背負っている覚悟をどう演じられるか不安でしたが、木村拓哉さん演じる万次を信じて、覚悟をもって演じました」とコメントを寄せ、凜を命がけで守る万次を演じた木村さんは「杉咲花ちゃんが演じてくれた凜を感じて自分の表現に変換した。彼女が苦しむほど、万次のアクセル数が上がる。杉咲花ちゃんの存在は僕の中で、すごく大きな存在でした」と、杉咲さんの存在がいかに自身の役作りにおいて重要であったかを明かした。劇中の役柄同様に互いに信頼し合って演じた万次と凜の戦いの行方が注目されるところだ。

かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り・万次。罠にはめられ妹を失い<生きる意味>を失った時、謎の老婆に無理やり<永遠の命>を与えられてしまう。斬られた傷は、勝手に再生、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女。だがそれは、不死身の万次をも追い込む予想外の戦いの始まりだった…。

映画『無限の住人』は2017年4月29日全国公開。

(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会