小芝風花が奈良を舞台にした映画『天使のいる図書館』に主演決定

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小芝風花
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女優の小芝風花さんが、奈良にある図書館を描いた映画『天使のいる図書館』の主演を演じることが発表された。

奈良・葛城地域観光協議会が4月に発足した「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」の企画により製作される本作。葛城地域に実際にある図書館を舞台に、小芝さん演じる新人司書のさくらが、図書館に来た老婦人の“ある願い”を叶えることで、地域の歴史や文化を理解し、そこで出会うさまざまな人々との交流を通して人間的に成長していくという心温まるストーリーとなっている。

主人公の新人司書・吉井さくらを演じる小芝さんは、14年に自身初映画となる『魔女の宅急便』で主演を務め、同作で「第57回ブルーリボン賞」の新人賞を受賞。NHK連続テレビ小説『あさが来た』では主人公・あさの娘・千代役を演じ注目された。

小芝さんは、司書という慣れない仕事に戸惑いながらも地域の人たちとの交流を通して成長していくという役に対し、「さくらが少しずつ変わっていく様子を丁寧に演じたいです」と話し、「クランクイン前には実際に色々な図書館に行ってみたいです」と今秋に控える撮影を前に意気込みを語っている。

続いて「映画を通して葛城地域の素晴らしいところを知っていただき、実際に奈良県まで足を運んでいただけたら嬉しいです」と話し、映画全編の撮影が予定されている奈良県葛城地域の魅力を発信していくことに期待を寄せる。

監督は映画『桜ノ雨』のウエダアツシさんが務め、脚本には『百瀬、こっちを向いて。』の狗飼恭子さんが担当する。

また本作では、映画製作および宣伝を支援するサポーターの募集も行っている。詳細は公式サイトに掲載。

映画『天使のいる図書館』は2017年春、公開予定。