【アップアップガールズ(2)インタビュー2】つんくプロデュース第4弾シングル発売「かっこよく 攻めた曲をいただけて…」
アップアップガールズ(仮)の妹分グループ・アップアップガールズ(2)(カッコニキ)が13日に、つんくサウンドプロデュース第4弾の表題曲を含むニューシングル『Be lonely together』を発売。今回は4人のメンバーにニューシングルへの思い入れを語ってもらった。
--アプガ(2)の、つんくさんサウンドプロデュースのシリーズはもともと3曲ということだったのですが、4作目も来ましたね。
吉川茉優「サプライズでした。4作目を作っていただけると聞いたときはすごく嬉しかったです。でも3作目(『We are Winner!』)で、完結した感、フィナーレ感があったので、4作目はどんな曲をいただけるのかなって、楽しみ半分、ドキドキ半分でしたけど、曲を聴いてすごくかっこよくて、攻めた感じの曲をいただけて……。つんくさんが作るのに悩んだということや『力作です』ということをライナーノーツに書いてくださって、(2)にそんな曲を提供してくださって嬉しいです」
--これまでの3作の曲作りを通して(2)への愛着が育まれていったのかも。
吉川「それだったら嬉しいですね。5作目も書いていただければ嬉しいです!」
--つんくさん大好きな佐々木さんも4曲目、かなり嬉しかったんじゃない?
佐々木ほのか「もうただの『嬉しい』だけじゃとどまらないですね! 3作目を作っていただいてミュージックビデオができたときに、『ああ、つんくさんの曲、これで終わりなのか』と悲しかったんですよ、そしたらまさかの4作目と聞いて、『もうめっちゃハッピー!』と思いました」
--つんくさん的に過去3作以上に熱が入った曲ということで。
佐々木「そうなんですよ! つんくさんからお手紙いただいたんですけど、すごく成長したということを書いていただいていて、つんくさんも(2)に対して、真っ正面から向き合ってくれてるんだと感じられて嬉しかったです」
--新メンバーの二人は今回でシングルのレコーディングは2回目となりますね。
新倉愛海「はい。前作は合格が決まってすぐのレコーディングだったので、気持ち的に焦っていたところはあったんですけど、今回は前回よりも練習する機会があったので、その分自分の中で歌詞の意味だったり、どんなふうに歌えば楽しくなるかなとか感情込めて歌えるかなということを考えてレコーディングに臨むことができたので、前よりちょっとステップアップできたんじゃないかなと思います」
森永新菜「曲を初めて聴かせていただいたときに、つんくさんからみんな宛にメッセージをいただいて、そのときに(2)の成長した、新しい挑戦を、と言われたので、どういうふうに歌えば今までと違った、ステップアップした形になるのかなということをすごく考えながら歌いました。今回の曲は一人称が僕ということで、自分に当てはめるということではなくて、新しい人格というか、想像しながら歌う、という形だったので、そこはすごく考えました」
--佐々木さんがレコーディングに参加したのは、つんくさんの第一弾の『全部青春!』からですね。
佐々木「はい。デビューしたときから、まさかつんくさんが作ってくださった曲を歌えるって!と現実逃避してしまいました」
--??? 現実か夢かわからなくなったと?
新倉「そういうことですよね」
佐々木「はい」
--(笑)。ところで新メンバー二人は佐々木さんに対して敬語なの?
新倉「そうですね、先輩メンバーなので。でも、ほーちゃんから私たちに対しても敬語なんですよ」
佐々木「人生の先輩なので」
新倉「ちょっと不思議というか面白いんですけど」
吉川「お互い敬意を持って接してるってことですね」
--佐々木さんが一期先輩で、森永さんと新倉さんの二人が後輩ということですが、年齢順だと森永さん(18歳)→新倉さん(16歳)→佐々木さん(13歳)の順です。
佐々木「新メンバーが入ってきたとき私はどう話せばいいんだろうと。芸能界的には一応先輩だけど、人生経験としては後輩じゃないですか。だからとりあえず敬語を使おうと思っていて。悩みどころでしたね」
--それで今みたいに?
佐々木「そうですね。不思議な形ですけど」
--でも、グループ全体、すごく和気あいあいとした雰囲気ですね。
佐々木「はい!喧嘩もないし、幸せです」
--そしてカップリングの2曲『ワッチャウッ!!』『2 学期サマーっ!!』は、すでにライブでは人気の曲なんですね。
吉川「はい。どっちもライブでめっちゃ人気曲なんですけど、シングル化はされていませんでした。音源化してほしいという声が多い2曲。ライブでも盛り上がりたいときに歌う曲なので、アプガ(2)をこのシングルから知る方にも、覚えてもらったらすぐに一緒に楽しめるんじゃないかと思います」
--新メンバーの3人が歌うのは今回が初?
吉川「ライブではすでに歌っています。今回8人バージョンを収録しているので、新メンバーの歌割りも増えて、パワーアップした形での音源化になっていると思います」
新倉「今までの曲が初期メンバーさん5人のボーカルだったので、なんかすごく変わったなと思っていて、ちょっと初期とは違う感じになったと思うんですけど、それの変わった感じを良い意味で打ち出していきたいなと思います」
--ファンの人から、「初期5人もいいけど今の8人の歌もいいじゃん」と思ってもらえるように?
新倉「そう思っていただけたら」
森永「さっきも、まーちゃんさん(吉川)が言ってたように、ライブですごく盛り上がる曲で、握手会でファンの方とお話しさせていただくときも、『ワッチャウッ!!』大好き!、『2 学期サマーっ!!』大好き!と言ってくださる方が多くて、その方々に対して、『やっと音源化できたよ!』という気持ちもすごくあります。今まではYouTubeで聴いていたとか、ライブでだけ聴いていたという人が多かったと思うので、CDになることでより手軽に聴けるというようになるのは私も嬉しい気持ちです」
--さて、先月メンバーの橋村理子さんが卒業、新たに8人体制のアプガ(2)がスタートしました。
吉川「アプガ(2)は変化の多いグループではあるんですけど、グループのカラーが最近できつつある気がしています。青春感があり、常にみんなが現状に満足せず、上を目指すグループ。そういう志を持つ子なら誰でも、誰でも入ってこれるようなグループになればと思っています。そういう形がもっとたくさんの人に広まって、(2)がアイドル界で一番熱いグループと言われるように、頑張りたいと思います!」
--アプガ(2)はアプガファミリー3グループの中でも特に、グループの形が変化していくことで進化していくイメージですね。
吉川「はい。あとはアプガ(2)は、以前アイドル活動をやっていて、もっと続けたい、もっと輝きたいという志を持ってる子も多いです。今アイドルグループの解散も多いですが、その後もまだまだやりたいという子はいると思うので……」
--そういう子が活動を続けられる場所としても機能しつつあるのかも。吉川さん自身も以前は秋田のローカルアイドルとして活躍していたんですよね。
吉川「はい」
--ほかのメンバーも?
佐々木「私も福岡で活動していました」
新倉「私は都内メインで活動していました」
森永「私だけ初心者です」
--それは意外!なんだか森永さんが一番“やってた”感があるというか、落ち着いていて、雰囲気が経験者っぽい感じです。
森永「私は以前韓国にいたんですけど、事務所の練習生だったことはあります」
吉川「(2)の中で森永は初期メンだという話があります(笑)。落ち着きもあって大人っぽくて」
--ほかの二人(佐々木、新倉)が年齢より幼い感じですからね。
森永「オーディションのときはお嬢様キャラでいこうと思ったんですけど、全然違うキャラになってしまいました(笑)」
--さて、最後に改めてニューシングルについて一言。
吉川「本当にキャッチーでカッコいいパフォーマンスをみなさんにお見せしたいなと思います。CDを聴いて、そしてライブにも足を運んでアプガ(2)の 魅力にどっぷりハマってもらいたいなと思います!」
アップアップガールズ(2) (あっぷあっぷがーるず・かっこにき)
2016年11月に募集開始した「アップアップガールズ(2)オーディション」で、約 750 名の中から選ばれた5名で2017年2月に結成。同年8 月、シングル『Sun!×3/二の足 Dancing』でデビュー。2018年に中川千尋と佐々木ほのかが加入、そして今年3月に森永新菜、島崎友莉亜、新倉愛海の3人が加入し現在は8人体制で活動中。
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