【アップアップガールズ(プロレス)インタビュー】アイドルライブとプロレスをWで楽しめるステージ「バロバロ~It’s a Battle SHOW~」20日開催

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アップアップガールズ(プロレス)  ※左から らく、鈴木志乃
アップアップガールズ(プロレス)  ※左から らく、鈴木志乃

“歌って、踊って、闘える”……「アイドル」と「プロレス」の二刀流で活動するグループ「アップアップガールズ(プロレス)」。アイドルとしてライブやイベントに出演しつつ、「東京女子プロレス」の選手として試合に臨んでいる。そんな彼女たちが20日、ライブイベント「バロバロ~It’s a Battle SHOW~」を東京・新宿FACEにて開催する。グループ結成メンバーのらくと、昨年プロレスデビューした鈴木志乃がその見どころを語った。

--プロレスの試合があって、歌のライブがあって……一公演で楽しみどころ満載なイベントになりそうですね。まず試合について、カードはもう発表されていますね。

らく「タッグマッチが3カードあって、私は原宿ぽむ選手と組みます。東京女子プロレスで一緒にタッグを組んだのが一番多い子で、普段通りの自分たちを見せられるんじゃないかなと思います。対戦相手は桐生真弥選手と凍雅選手。どちらも後輩なんですけど、背も高くてガタイもしっかりしてるので、パワーで負けないようにしたいです」

--らく選手のファイトの見どころとしては?

らく「寝るところ」

--えっ、寝る?

らく「見ればわかると思います(笑)」

鈴木志乃「私が組むのが今月デビューしたばかりのアプガ(プロレス)の新人・高見汐珠(たかみ・うた)ちゃんで、今回が初めてのタッグとなります。対戦相手がHIMAWARI選手と風城ハル選手。この二人は私の同期で、現状二人ともシングルマッチで負けている状態なので、今回は絶対勝ちたいです!」

--鈴木さんのファイトの見どころは?

鈴木「デビューして1年経ったんですけど、まだ私のファイトスタイルが確立されていないところが逆に見どころです(笑)。対戦相手も同期の1年くらいの選手で、汐珠ちゃんもデビュー間もなくなので、全体的に新鮮さが見どころです」

--まだファイトスタイルを試行錯誤中?

鈴木「はい、技もなければ、強みもない(笑)。私自身としては、相手の二人に勝ったことがないので、今度こそ勝ちたいという思いで試合をします。そういう気迫を見て欲しいです」

--勝ち目はありそう? 

鈴木「これまでも勝てそうな瞬間というのは全くなかったわけじゃないと自分は思ってるので、その瞬間を狙いつつ、今回自分だけで闘うわけじゃなく、スピードがあってずっと動き続けられる汐珠ちゃんが隣にいるので、協力し合いながら闘いたいと思います」

--プロレスって一瞬の“ここで攻めれば勝てた”という瞬間をとらえるか逃してしまうか、というところも大きいと思います。今まではそこで攻めきれなかった?

鈴木「今まではなかなかとらえきれなかったので、試合までの残りの時間でしっかり作戦も考えて臨みたいと思います」

--一方歌のステージで見どころは?

らく「これまでの曲でも見せ方を変えているところもあって。代表曲の『アッパーキック!』は通常サビは一列なんですけど、今回から初めて二列に変わったんです。元の振付とは全然違う立ち位置になっていたり、ちょっとおしゃれな見せ方になっています」

--結成当初はライブやイベントに出ても『アッパーキック!』と『アッパーチョップ!』を繰り返して歌うだけの時期もありましたが、レパートリーもかなり増えてきましたね。

らく「でも、どちらも違う苦しみがあります。初期は『アッパーキック!』しか歌えないということにみんなめちゃくちゃ悩んでいたんですけど、曲が増えたら増えたで、覚えるのに苦しむというところもあります」

--レパートリーでは、女子プロソング的な勇ましい曲が目立ちますが、アイドルっぽさ全開の可愛い曲もあります。イベントではそういう多彩な楽曲を楽しめそうですね。

鈴木「今までに見てもらった楽曲でもガラッとフォーメーションが変わったり、リングの上で歌うのが私たちの持ち味だと思うんですけど、今回はステージでも歌うので、いつもとは違う私たちのパフォーマンスを楽しんでいただけるかなと思います」

--歌と試合以外にここを見てほしいというポイントは?

鈴木「アプガ(プロレス)はメンバーのあったかい雰囲気が持ち味なので、MCの時間でもそういう雰囲気を楽しんでもらえたらと思います。それから、新しく入った汐珠ちゃんが、試合も歌も大きな会場でパフォーマンスをするのは初めてなので、汐珠ちゃんに注目です!」

--ところでGirlsNews初登場の鈴木さん、そもそもアイドル経験や本格的なスポーツ経験はあったんですか?

鈴木「いえ、10年間吹奏楽部でした(笑)」

--そんな楽器少女がなんでアプガ(プロレス)に?

鈴木「アイドルになりたかったのと、YU-M エンターテインメント(所属事務所)に入りたかったので、受けたいと思ったときにオーディションをしていたのがアプガ(プロレス)でした。プロレスを全く知らないところから始めました」

--以前のインタビューで、先輩のらくさんも渡辺未詩さんもプロレスにはあまり関心がなく、アイドル志望だったと語ってくれました。

らく「はい」

--鈴木さんは知識がまったくないところからプロレスを1年やってみて、楽しさはわかってきましたか?

鈴木「アイドル志望だった自分はいなくなりました。自分アイドル志望だったっけ?って思うくらい(笑)。今はプロレスに夢中になっています!」

--らくさん、未詩さんは初期の頃は“いつやめようかという相談をしていた”とインタビューで語ってくれていましたが、鈴木さんの場合は?

鈴木「私の場合、先輩方が背中で道を見せてくれていたから、やめようと思うことはなかったですね」

--結成メンバーは何もないところからのスタートで、“こんなことに頑張っていても未来はあるのか?”という状況だったのかもしれません。

らく「そうですね」

--でも鈴木さんの場合は、先輩たちによって形になっているものがあるから。

鈴木「一生懸命やれば、先輩たちのようになれるということを信じてやってるという感じです」

--もともとアイドル志望者だったとのことですが、アイドル活動の面では満足できていますか?

鈴木「はい、この間のワンマンのためにアイドル衣装を作ってもらえたり、憧れていたアイドル像に近づいていけているなという実感があります」

--好きだったアイドルっていたんですか?

鈴木「モーニング娘。さんとAKB48さんです」

--大きまフェスに出たときなど、好きなアイドルに会えたりした?

鈴木「それが、自分がアイドルになってから、アイドルオタクではなくなってしまって(笑)。レッスンやトレーニングなど自分のことに必死になってしまってて……。でも1年経ったのでほかのアイドルさんも楽しめるかなと思っています」

--今後の目標は?

らく「昔はよく後楽園ホールで単独ライブをやりたいと言っていたのですが、いつの間にか言わなくなったんですけど、やっぱり後楽園でライブをやりたいなって思います、デビューした場所だし。あと@JAM EXPOとかアイドルイベントで昨年よりも大きなステージに立てたらいいなと思うので頑張ります」

鈴木「売れたい!必要とされたい! アイドルとしてもプロレスラーとしても。漠然としてますよね(笑)。

--レスラーとしてもアイドルとしてもやっぱりまだ試行錯誤中なのかも(笑)。

鈴木「めちゃめちゃ試行錯誤中です(笑)。自分の強みってなんだろうと考えていたんですけど、もともと旅行業界で働いていて、バスガイドをしていたので、そういうものを強みに活かせていけるかなと考えて。売れたい!という一心でやってます!」

--その知識や経験を活かして、テレ東などでやってる旅番組とか出れたらいいですね。

鈴木「いつか出てみたいです」

らく「私は鉄道オタクなので、電車とバスで争う番組(「ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」)があるじゃないですか。あれで二人で争いたいです(笑)」

--改めてイベントに向けてお願いします。

らく「最近のイベントではアイドルのライブしか観たことがない人もプロレスの試合しか観たことがない人もたくさん来てくれて、どっちにも興味を持ってくれたという実感がありました。そういう人がもっともっといるんじゃないかなと思うので、どちらかしか観たことがない人にも、楽しいのでぜひ観に来てほしいなと思います!」

アップアップガールズ(プロレス)
2017年に結成。“歌って、踊って、闘える”アイドルとしてアイドルとプロレスの二刀流で活動。現在は5人のメンバーが在籍する。
「アップアップガールズ(プロレス)バロバロ~It’s a Battle SHOW~」は3月20日(水・祝)、新宿FACEにて開催。開場 13:30 開演 14:00

詳細プロフィールは下記公式サイトにて
https://upupgirls-prowrestling.com/

らくがデビューのきっかけなどについて語った2022年のインタビュー

https://www.girlsnews.tv/unit/391912

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