アップアップガールズ(プロレス)が31日に“ライブ+プロレス”の初単独ライブ 公開練習では男性選手相手のスパーリングも

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大谷晋二郎選手とアップアップガールズ(プロレス)。
大谷晋二郎選手とアップアップガールズ(プロレス)。

アップアップガールズ(仮)の姉妹グループで、アイドル活動とプロレスを両立する「アップアップガールズ(プロレス)」が31日、渋谷GARRETにて初の単独ライブ「アプガ(プロレス) プロレス女祭り」を開催。26日にはそれに向けての公開練習を、神奈川県内のプロレスリングZERO1道場で開催した。

大晦日に行われる同ライブでは、新曲初披露、新コスチューム初披露、新リングネーム初公開と初ものづくしで行われるライブ。音楽ライブはもちろん、もう一つの本業のプロレスの試合もライブハウスのステージ上で行われる。ヒカリ&ミウが東京女子プロレスの山下実優&中島翔子と対戦することが発表済み。ラク&ヒナノの相手は後日、発表される。

出稽古として行われた、この公開練習で4人を指導したのは団体のトップレスラー、新日本プロレス時代から数々のベルトを獲得してきた大谷晋二郎。若手のホープである岩崎永遠、北村彰基の両選手がお手本を示しながら、まずはスクワットなどの基礎体力練習、さらに受身を体験していく。ZERO1式の練習だけに、メンバーにはいつもとは勝手が違う部分もあったようだ。

そしてメンバー同士のスパーリング。その後ヒカリは大谷との試合形式のスパーリングが実現。ここで大谷は手を抜かず、逆エビ固め、スリーパーホールド、ボディスラムといった技を強烈に決めていく。ヒカリがマットに倒れるとストンピングを打ち込み、休む隙を与えない。キャリアも体格差も関係ない、あくまでも厳しいスパーリングだ。ヒカリはエルボーを返すくらいしか技が出せない苦しい展開。しかし大谷は「もっとこい!」とヒカリの気合いを引き出していった。

スパーリングを終え、「男の人と闘うのが初めてで、体格も全然違って。これも大きな経験になって、もっと強くなれるんじゃないかと思いました」とヒカリが語ると、「目の前でヒカリが大谷さんと闘って、頑張っている姿を見てカッコいいなと思ったし、アドバイスもいっぱいいただいて勉強になりました」(ヒナノ)、「私はもともとプロレス団体のことをあまり知らずに東京女子プロレスで練習していたので、今回あらためて、こういう機会で初めて教わるものもありました。ヒカリが闘っている姿を見て、自分も頑張っていこうと思いました」(ミウ)、「いつものレッスンとは違う形で学べたので、刺激をもらえました。ありがとうございました」(ラク)とそれぞれ刺激を受けていたようだ。

単独ライブでのマットプロレスに向けては「現王者の山下(実優)選手と中島(翔子)選手のタッグと闘うんですけど、今日の経験を一つでも多く発揮できたらと思います」と意気込みを語ったヒカリ。年が開けると、1月4日に東京女子プロレスのビッグマッチ、後楽園ホール大会も待っている。デビュー1周年となるこの大会ではグループ4人で組み、小橋マリカ&白川未奈&猫はるな&原宿ぽむと対戦する。「グループ4人で組むのはこれが初。今日、大谷選手とスパーリングをやらせていただいたのもあるし、私が一歩前に出て、みんなの頑張らなきゃっていう気持ちを出していきたいです。31日も追い込む試合をして、他のメンバー3人にもプロレスへの気持ちを大きくしていってもらえたら」とヒカリは語った。

「アップアップガールズ(プロレス)プロレス女祭り」は12月31日(月) 、渋谷GARRETにて開催。開場15時30分、 開演16時。

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