AKB48 ⽥⼝チームK 、“がむしゃら”に全てを出し切った 汗と涙のラストコンサート
AKB48 現チーム体制による最後のコンサート「AKB48 現チームファイナルコンサート 2023 in KT Zepp Yokohama」の2公演が5 ⽇(⼟)、神奈川県 KT Zepp Yokohama にて 開催された。その昼公演は⽥⼝チーム K による
「To Be Continued」を実施。⽥⼝愛佳キャプテンが中⼼となって考えた新旧の劇場公演曲・チーム楽曲を織り交ぜたセットリストで、チームの歴史と今のチームの持ち味を存分に出し尽くしたコンサートとなった。また、現⾏の⽥⼝チーム K「逆上がり」公演の千秋楽が 10 ⽉ 13 ⽇(⾦)となることを発表した。
8⽉4⽇(⾦)〜8⽉6⽇(⽇)の3⽇間にわたり開催中の現チーム体制による最後のコンサート「AKB48現チームファイナルコンサート2023 in KT Zepp Yokohama」も2⽇⽬に。昼公演は⽥⼝チームKによる「To Be Continued」を実施。「メンバー全員がセンターに⽴てるように」とキャプテンの⽥⼝愛佳が中⼼となって考えた構成と激しいダンスナンバーが続くハードなセットリストでファンを盛り上げた。
コンサートは『マンモス』でスタート。続けて、59thシングル『元カレです』収録の⽥⼝チームK楽曲『Loss of time』、チームKの代表曲『スクラップ&ビルド』、歴代チームK公演の公演タイトル曲5曲をノンストップで披露。オープニングからチームKらしさが溢れるエネルギッシュなステージでファンをわかせた。
冒頭のMCでは、⽥⼝チームK最年少である⽥⼝がキャプテンを務めてきたことをメンバーが労う⼀幕も。⽥⼝は「このチームでこのメンバーでキャプテンになれたからこそ、ここまで成⻑できました」と少し照れた様⼦でコメント。チームK
最年⻑の茂⽊ 忍は「セットリストを⾒たとき(ハードすぎる内容に)“こりゃ最年少が作ってるわな”と思った」と明かし、ファンの笑いを誘った。
ユニットパートではAKB48の派⽣ユニット「Not yet」の楽曲『次のピアス』など4曲で盛り上げ、息つく間もなく『UZA』『僕たちは戦わない』といったシングル曲やチームKの劇場公演曲を⼀挙に披露︕激しいダンスナンバーが続く怒涛の13曲連続パフォーマンスに、会場も割れんばかりの声援で応えた。パフォーマンス後には思わず倒れ込むメンバーの姿も。⼤⻄桃⾹が息を切らしながら「どうしてこのセットリストを考えたんですか︖」と聞くと、⽥⼝は「チームKといえば“がむしゃら”︕他のチームじゃ13曲連続なんてできないですから︕」と笑顔で回答。メンバーとファンを強く頷かせた。
本編のクライマックスでは、卒業を発表している市川愛美が「チームKになって8年。今⽇の公演もやったことがない曲が1曲もないくらいチームKに魂を売ってます (笑)。 チームKがなくなってもチームKの⼼を受け継いでほしいと思います︕」と後輩にエールを贈った。⽥⼝は⼤粒の涙をこぼしながら「ここまでやってこれたのは、メンバー・スタッフのみなさん・ファンのみなさんのおかげです」と感謝を伝え、最後は髙橋彩⾳のピアノに乗せて『⽀え』を全員で歌唱。スクリーンに⽥⼝チームKの軌跡映像が流れる中、メンバーたちが涙を浮かべながら歌い上げ、会場は「チームK︕」の⼤コールに包まれた。
アンコールが開けるとチームKの代表曲『転がる⽯になれ』や、現⾏の公演楽曲であり今回のコンサートタイトルでもある『To becontinued.』など3曲を披露。魂のこもったパフォーマンスで会場を⼀つにした。ここで⽥⼝チームK「逆上がり」公演の千秋楽が10⽉13⽇(⾦)になることを発表、エンディングでは⽥⼝が「名残惜しい…もう1回最初からやる︖」と問いかけると「もう1回︕︖」「2⽇くらい休ませて︕」とメンバーから総ツッコミを受けるなど、最後まで仲の良さが溢れた掛け合いで楽しませた。そして『僕にできること』、Wアンコールの『草原の奇跡』でコンサートを締めくくった。⽥⼝チームKのラストコンサートは、歴代受け継がれてきたチームK魂を継承し、 “がむしゃら”に駆け抜けた熱い公演となった。
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