武藤彩未、その歌声の魅力を実感できた2度目の無観客ライブ  9/2新曲リリース、10/23久々の有観客ライブ開催も発表

アーティスト アイドルユニット/グループ ニュース
武藤彩未
武藤彩未

ソロシンガーの武藤彩未さんが15日、都内ライブハウスにて無観客ライブを開催、SHOWROOMで生配信した。ライブ内では9月2日に新曲『マーマレード』をデジタルリリースすること、そして10月23日に久々の有観客ライブを開催することも発表した。

今年3月に約5年ぶりとなるミニアルバム『MIRRORS』をリリースした武藤さん。だが予定されていたライブは新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、相次いで延期、中止に。6月には自身初の無観客ライブを生配信し、そしてこの日2回目の無観客ライブを迎えた。

今回は自身初めてというキーボードの伴奏一本によるライブ。冒頭武藤さんはしっとりと、爽やかな歌声で『永遠と瞬間』を歌い始めた。

続く『Online』を歌い終えると、「夏の無観客ライブ、みなさん参加してくださってありがとうございます!」と挨拶。「無観客ライブは2回目になりますけど、まだ慣れないです。私はいつも通り楽しんでみなさんに届けられればいいなと思っています」と思いを語りかけた。

続いて、久しぶりに歌うという『A.Y.M.』。エレクトリックロックのこの曲を、キーボード一本でまた違った趣で聴かせた。だが力強いボーカルは変わらずだった。そして最新ミニアルバムの中でもひときわしっとりしたバラード曲『tsubaki』では、その歌声の魅力をより実感できる時間となった。

MC中には、スマホをステージに持ち込み、配信の視聴者からのコメントをチェックする武藤さん。「なぜこんなステキなライブが配信だけなんだろう」「キーボード一本だからこそ、より彩未の歌唱力が際立つ」といったコメントに「嬉しい!」と喜び、またこの日初めて武藤さんのライブを観るという“初見”の客が多いことにも喜びを表した。

また「大人っぽい」というコメントが相次いだことには「嬉しい!めっちゃ褒め言葉、それ。やっと年相応になれたかな」と顔をほころばせた。

そして「前回は初めての無観客ライブですごく緊張したんですよ。今回は2回目ということで少し安心できているのかもしれない」と語る武藤さん。ステージが進むに連れ、観客からのコメントもあり、次第に“一人じゃない”思いを実感しながら歌えるようになっていったようだ。

後半『会いたいが言えない』『ワケナイ』といったポップなナンバーのブロックでは武藤さんの可憐さがより引き立つステージに。そして最新シングル曲『RF』を心を込めて歌った。

オリジナルと比べてしっとりとした歌い出しになった『雨音』、清涼感のある歌声で魅了した『彩りの夏』を経て、ファン待望の新曲『マーマレード』のリリースを発表。その新曲が10月のライブで初披露されることも告知された。

その10月23日にshibuyaWWWXで開催されるライブはフルバンド仕様で、久々の有観客ライブ(感染防止のガイドラインに沿った形ではあるが)ということで、ファンを大いに喜ばせた。をして「私自身、そして皆さんへの応援ソングになればいいな」と、思いを込めて最後の曲『風花』を歌い上げ、ライブを締めくくった。キーボードの伴奏のみというシンプルなステージにて、武藤さんの歌声の魅力をよりダイレクトに実感でき、歌唱力の面で特に成長を見せられたライブとなった。

終演後Girls Newsのインタビューに応えてくれた武藤さん。

--2回目の無観客配信ライブを終え、今の気持ちは?

「最初はお客さんがいないライブというのは慣れないと思っていたのですが、今回のライブを経験できてだいぶ慣れてきました。今回初めてキーボード一本でのワンマンライブとなったんですけど、自分的にも成長できたのかなと思います。キーボードだけで歌うことってなかなかないので最初は不安もあったんですけど、いい経験ができてよかったです」

--視聴者からのコメントでも「より歌唱力が際立った」と絶賛する声もありました。

「嬉しいです。でも、まだまだですね。今回キーボード一本で歌うことができて、また新たな課題も見つけられた気がします」

--たとえばそれはどういう点で?

「もっともっと表現力が必要だなと思いました。もっと伝えなきゃ、表現したいという思いを込めて歌うことが大切だと思いました」

--そしてご自身もファンも待望の有観客ライブも決まりました!

「まだ限定的でも、やっぱりお客さんの前でライブをできるというのは私にとって安心感があります。歌っていて勇気をもらえます。今からすごく楽しみです!」

「武藤彩未 New Release Live~オレンジ色の気持ち~」は10月23日、東京・shibuya WWWXで開催。チケットは公式ホームページ(下記)にて先行受付中。

関連リンク

武藤彩未 AYAMI MUTO ・ OFFICIAL WEB SITE