東京女子流、2日間の生配信ライブを開催 2日目はパフォーマンス力の高さを実感できた公演に

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4人組ダンス&ボーカルグループ・東京女子流が24日、25日の2日間、都内にて無観客でのライブを行い、その模様を生配信した。その2日目公演では、女子流のパフォーマンス力の高さを特に堪能できる内容となった。

この日はもともと、3月、4月、5月に予定されていた「新・定期ライブ」が新型コロナウィルス感染拡大の影響で延期になり、その代替公演が予定されていたが、コロナの再拡大を受け、それらのライブが再延期に。その代わりとして、この日の有料ライブ配信が行われた。

初日24日の公演は『おんなじキモチ』『鼓動の秘密』『Limited addiction』『ヒマワリと星屑』といった“これぞ女子流”というべき、初期からのライブ定番曲中心のセットリストで大きな盛り上がりとなった。

続く25日開催の2日目のステージには、昨年秋ツアーからの黒の衣装で登場した4人。十分な距離をとって横一列に並んだメンバーたちはバラード曲『追憶』を、繊細に、かつ力強く歌い始めた。2曲目もしっとりとしたナンバーの『初恋』。バラードで始まるという、意表を突くようなセットリストだが、ダンスの陰に隠れがちな、女子流の歌の魅力をじっくり味わえるオープニングとなった。

MCでは、メンバーの自己紹介時に本来観客が名前を叫ぶところを、挨拶しているメンバー以外の3人が「ひーちゃ〜ん」などと観客の代わりに声を上げるなど、無観客ライブならではのユニークな場面も。

そして中江友梨さんが「昨日とは違う女子流の魅力をじっくりと楽しんでいただきたい。メンバーの表情を楽しみながら観てください」とアピールした。メンバーの“表情”に注目しながら……というのも、配信ライブならではの楽しみ方といえるだろう。

その後は『リフレクション』『exisitense』といった女子流のダンスパフォーマンスの魅力を味わえる楽曲へ。前日の楽しさいっぱいのムードから一転、パフォーマンスのカッコ良さを存分に味わえる構成となった。

ほかにも『ラストロマンス』『water lily〜睡蓮〜』『predawn』など、女子流10年間の活動の中の後半、より振り幅を示したナンバーを披露。「今日のセトリ、生で観たい」という観客からのコメントも届いていたそうだ。

終盤には『ミルフィーユ』『深海 -Hi-ra Mix-』といった、現在もライブで人気のナンバーをたたみかけ、激しいダンスパフォーマンスで魅せる『LIFE SIZE』へと。そしてラストは2017年発売のベストアルバムから『STARTING,MY ROAD!』。感動的なムードでライブを締めくくった。“ライブの楽しさ”“パフォーマンス力”“楽曲の素晴らしさ”……女子流の魅力を2日間にぎゅっと凝縮したような生配信ライブとなった。

なお東京女子流は8月にも無観客による生配信ライブを実施。8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)の3日間で、10日公演は、たこやきレインボーとの共演となる。

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