新井ひとみ、ソロデビュー前日に下北沢でゲリラライブ チラシ配り初体験にも「観に来てくれてすごく幸せな気分になりました!」

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27日にソロデビューシングル『デリケートに好きして』をリリースした東京女子流の新井ひとみさんが、そのフラゲ日となる26日、下北沢にてゲリラライブを敢行。笑顔いっぱいでデビューシングルを歌った。

■新井ひとみ ソロデビュー インタビュー

■新井ひとみに80年代から人気の「CAPTAIN SANTA」が応援

新井さんが今回歌う『デリケートに好きして』は、1983年発売の、太田貴子さんが歌ったアニメ『魔法の天使 クリィミーマミ』の主題歌。今回のソロプロジェクトにあたり髪型、衣装といったビジュアル面から、ミュージックビデオ、80年代アイドルふうに作られたキャッチフレーズに至るまで、徹底的に80年代にこだわっている。また80年代アイドル特有の“親衛隊”を結成したりなど遊び心も満載だ。

この日はゲリラライブに先立ち、下北沢駅前でチラシ配りも敢行した新井さん。さまざまなタイプの人が行き交う下北沢駅前に、80年代アイドルふう衣装と髪型というインパクトのあるスタイルで登場し、「ゲリラライブやりま〜す。来てください!」と積極的にチラシを配る。男女の若者グループが“アイドル”新井さんの姿を見て「かわいい!」と盛り上がったり、外国人の男性がフレンドリーにチラシを受け取ってくれたり……。新井さんが別れ際、決めゼリフの「バイビ~」と告げると、みんな一瞬驚きつつも笑顔になっていた。

その一方、「新井ひとみ」のことや「東京女子流」のことを知らなさそうなビジネスマンや年齢が上の女性にも果敢に声をかけるものの立て続けにスルーされるという、心が折れそうになるシチュエーションもあったが、それにめげることもなく、明るい笑顔で道行く人々にアプローチ。通りかかったちっちゃな子どもが手を振ってくれたり、心が和む場面も見られた。

そして、その後は下北沢駅の駅ビル「シモキタエキウエ」2Fにてミニライブ。オープンスペースになっており、新井さんの歌う姿が、通行人はもちろん、京王線のホームからも見える。新井さんは「お仕事帰りのみんなも多いと思うの。みんなお疲れ様〜」「電車を待ってる方ですか〜? よかったらライブを見てくださいね」とハイテンションで声をかけたり、手を振ったりしてアピールした。

ミニライブではまず『渚の「・・・・・」』(おニャン子クラブの派生ユニット「うしろゆびさされ組」カバー)から。ピョンピョン跳ねたり、くるくると回りながら歌う新井さん。東京女子流として歌う姿とは全く違う、80年代からタイムスリップしてきたようなソロアイドルの姿がそこにあった。マイクを持つ左手は常に小指が立っているという細かな遊びも。そしてデビューシングル『デリケートに好きして』を元気いっぱいに歌唱したあと、「ドロンします。バイビ~」とステージを後にした。

ミニライブを終えた新井さんは、「とても緊張したんですけど、ゲリラライブでこんなにたくさんの方が見に来てくれて嬉しかった! ライブ前に私からチラシをもらってくれた方も見に来てくれて、すごく幸せな気分になりました!素敵な場所でライブができることをすごく光栄に思います」と振り返った。ドキドキのチラシ配りも功を奏したようだ。

そして「この企画で、それまでの私のことを知らなくて、太田貴子さんが好きだったという方や『クリィミーマミ』を観ていたという方、当時うしろゆびさされ組さんのファンだったという方たちも観に来てくれて、そういう方たちもこの企画をやっていることを知って現場に来てくださることがとても嬉しいです」と満面の笑顔を見せた。

なお27日はららぽーと豊洲で、28日にはタワーレコード錦糸町パルコ店、29日にはタワーレコード池袋店でリリースイベントを開催する。

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