アプガ(プロレス)ヒカリが5・3後楽園ホールにてタッグ王座に挑戦「今回は負ける気がしません」

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アップアップガールズ(プロレス)
アップアップガールズ(プロレス)

「歌って、踊って、闘える」最強のアイドル「アップアップガールズ(プロレス)」が、らく・渡辺未詩・乃蒼ヒカリの3人体制となって4月から新しいスタートを切った。時代の区切りを迎えて“令和”に臨む意気込みをGirlsNewsが聞いた。

アプガ(プロレス)は、昨年末の1stライブで、ただ1曲のレパートリーだった『アッパーキック』を13回も披露。アプガの血を引く根性とプロレスで養ったパワーを存分に発揮したパフォーマンスで観客を魅了し成功を収めた。この日のライブで披露した新曲が2曲加わり、本格的な活動の兆しが見えたアプガ(プロレス)だったが、4月5日にはメンバーの一人「ぴぴぴぴぴなの」が卒業し、今また新たな局面を迎えようとしている。

 

--ぴなのさんがアプガ(プロレス)から卒業されましたが、3人はどう受け止められましたか?タッグタイトルに

らく ギリギリまで実感がなったのですが、オーディションから2年近く辛いことも一緒に乗り越えてきた仲間なので、卒業の前日に寂しさがこみ上げてきました。卒業試合では、ひなのちゃんが泣きながら試合をしていたのががすごく印象に残っています。最後に私たちの楽曲も全部披露できたので、送り出せてよかったなと思います。

未詩 レスラーとしては個人競技の部分が多いので、すごく変わったなという実感はないんですが、ひなのちゃんはすごく人懐っこくて、うざいぐらい話しかけてくる子だったので、楽屋がふと静かになった時に“あぁ、いないんだな”という寂しい気持ちが湧いてきます。ひなのちゃんは何もできない感じの子なんですけども、それが逆にひなのちゃんらしくて、ファンの皆さんが“すごく感動した”って言ってくださって。最後はひなのちゃんの卒業として、よい試合だったなと思いました。

ヒカリ ひなのちゃんが卒業してから、アプガ(プロレス)でガッツリとしたライブをしていないので、まだ実感は湧いてない感じです。よく試合の後に一緒に帰っていたのですが、最近は一人で帰ることが多くなって、そういう時に寂しいなって思います。ひなのちゃんは最初はアイドルをやりたくてアプガ(プロレス)に入ってきたんですけども、すごくプロレスが好きになってくれて、「卒業、引退する時は、よい興行がしたい」と言っていたので、よい最後で終わったのかなと思います。

--東京女子プロレスのみなさんはお互い仲間でもあり、敵でもあるわけですが、普段のコミュニケーションはどのようにとられていますか?

未詩 東京女子は女子プロレスの世界の中でも珍しいぐらい仲のいい団体なんですよ。プロレスをしていないときは普通に女の子同士で騒いでいる感じなんですけれどでも、みんなで一緒に練習して、お互いを知っているからこそ、ここは負けたくない、というポイントが1人1人あって。だからこそ試合となると、全力でぶつかってます。

--先輩後輩の関係は厳しいですか?

未詩 先輩はみんな優しいですよ。私たちには先輩方が一人一人に優しく教えてくれましたし、今はどんどん新人も増えてきて、私たちが真ん中辺りのポジションになりつつあります。

--3人がアプガ(プロレス)に入ろうと思ったきっかけは?

らく 私はずっとハロー!プロジェクトさんが好きで、アプガ(仮)さんも大好きだったんですけども、アプガの一員になれるならと思って応募しました。でも、アイドルのことしか知らなくて、プロレスのことは全然知らなかったんです。それからプロレスについて覚えていって、気がついたらやってた感じです(笑)。

未詩 私もすごくアイドルが好きで、アイドルになりたい想いから応募したんですけど、部活でソフトボールをガッツリしていたこともあってスポーツは得意でした。このグループなら自分を活かせると思って応募したんですけれど、プロレスはまるで知らなかったので、ゼロから始めるつもりで挑戦しました。

ヒカリ 私は元からプロレス志望で、北海道に住んで学生だったときに東京女子に応募したこともあったんです。そのときは「高校を卒業してから」と言われたんですが、自分は「落ちたんだ」と受け取ってました。その後にアプガ(プロレス)の募集があると聞いて、それならと思って受けました。私は他のメンバーとは逆にアイドルのことは何も知らなくて、オーディションのときにアプガ(仮)の森咲樹さんと佐保明梨さんが来てくれたんですが、他のみんなが「わぁー!」ってなっているときに私だけは関心が向いてなくて、むしろ東京女子の社長さんを見てテンションが上ってました(笑)。

--らくさんと未詩さんはプロレスに出会ってどういうイメージを持ちましたか?

未詩 ソフトボールとか、ほかのスポーツ競技は見たことがありましたけど、プロレスは全然違っていて、最初はとても驚きました。でも、初めてプロレスの試合を見た時に、気がついたら前のめりになって応援していて、すっかり惹かれてしまいました。「これはやってみたい!」って、その時に感じました。

らく プロレスがどういうものなのか、ルールも全く知らなかったのですが、何も分からないまま入ってしまいました。入ってから、だんだんプロレスの楽しさが分かってきたという感じです。人生で全力になれることって、そんなに多くはないと思うんですけれども、「こんなに真剣になれるものがあるんだ」って、気づいたのはプロレスだったので、それが魅力ですね。

--アイドルとプロレスの両立で、特にプロポーションを維持するのが大変なのでは?

未詩 最初はアイドルになりたいという思いが強かったので、できれば筋肉はつけたくないとおもってましたが、力を使った技を使うには、やはり筋肉をつけていかなければならなくて。でも、筋肉って、すごいんですよ! 鍛えれば身体が引き締まっていくので、筋肉が全然ない女の子よりあった方がキレイな女性だなと思います。今は高タンパク質のものを好んで食べるようになっていますね。

--たくましくと美しくを両立させるのは難しそうですね。

未詩 できるだけキレイな筋肉の形を付けたいとは思っているんですけども、筋肉を作っていくうちにだんだん自分の見た目に気をつけるようになってきました。そこから私はメイクも気をつけるようになったので、筋トレを始めてから「可愛くなったね」って言われることが増えた気がします。

らく 私も最初は筋トレがすごく嫌だったんですけれども、だんだん楽しくなってきました。筋肉がつくと体が引き締まって綺麗に見えるから、それが自分の自信に変わっていくし、最近は“筋トレ女子”というのも流行っているみたいです。アイドルとして脚が太くなるは嫌だと思っていたんですが、ダンスを踊るにしても脚の筋肉は必要なので、トレーナーの方に脚が太くならない筋トレ法を教わってます。力もどんどんついてきたので、プロレスの試合で対戦相手を持ち上げた時に、客席から「おぉ!」と言われるとすごく嬉しいです。

ヒカリ ジムで重い物を上げたりとか、同じことを長くするのが苦手で、試合中もちょこちょこ動く感じのスタイルなのですが、ドロップキックをするにしても体力と跳躍力をつけるためにトレーニングをするようになりました。

--ヒカリさんは5月3日の試合でタッグを組んでタイトルに挑戦するそうですね。

ヒカリ 今年から東京女子に参戦された万喜なつみさんと、5月3日にTOKYOプリンセスタッグ選手権に挑みます。万喜さんとは1月から頻繁にタッグを組ませてもらっていて、一緒にベルトを獲ろうということになりました。

--先輩である坂崎ユカさんと瑞希さんに挑む形になりますが、自信のほどは?

ヒカリ 万喜さんと出会ってから、もっと自分をリングの上で表現していいんだと気付かされました。自分が入ってきたときにはフリーの選手も東京女子の色に合わせて試合をしているという感じでしたから、新しく参戦してきた万喜さんが色に染まっていない戦い方をするのを見て、自分もこういうのを目指したいと共鳴する部分がありました。タッグ以外でシングルで戦わせていただいたときも、すごく惹かれるものを感じました。
対戦相手の二人は、去年の夏にタッグを組まれてからどんどん強くなっていると感じるんですけど、私たちも今回は負ける気がしません。これまで私と他の選手とで組んだ試合では、先輩とだったら自分が足を引っ張らないようにとか、後輩とだったら引っ張っていかなきゃとかいう気持ちがあったんですけど、今回は一緒に戦うという気持ちが強いんです。何も不安はないので、もう勝つことしか考えていません。

--最後に、時代も平成から“令和”へと変わりましたけれども、アプガ(プロレス)としてのこれからの抱負を聞かせてください。

らく アイドルとしては、この夏が勝負だと思っています。去年は夏の三大アイドルフェスに出させていただいたんですけれども、去年よりもっと大きなステージに立つことが目の前の目標です。私自身、鉄道や旅が大好きで、ツアーで全国を回りたいとずっと言っているので、それも早く叶えたいです。

未詩 平成の2年間でコツコツやってきた結果を、令和では出していけたらと思っています。アイドルとしてまだまだ加速して、もっともっと成長していく姿をお見せしたいですし、プロレスラーとしては、なにより結果を出したいと思います。去年はまだ新人の気持ちでいましたが、後輩も増えていく中でやっぱり結果を出していかないと周りから認めてもらえないので、この2年目は結果を出したいと思います。

ヒカリ まずはタッグでベルトを獲るというのがあるんですけども、ベルトを持つことでアイドルのライブでも「あの子たち本当にちゃんと戦ってるんだ」っていうことが分かってもらえると思うんです。私個人としては、他の選手の可愛さに負けないような狂ったキャラクターで東京女子を盛り上げられたらと思っていますし、デスマッチがすごくやりたいとずっと言っているので、いつかデスマッチ界のカリスマと言われている葛西純選手と絡めたらいいなと思っています。

 

アップアップガールズ(プロレス)公式サイト  https://upupgirls-prowrestling.officialsite.co/
アップアップガールズ(プロレス)公式ブログ https://ameblo.jp/upupgirls-prowrestling/
東京女子プロレスWEBサイト https://www.ddtpro.com/tjpw

らく Twitter @uug_p_raku
渡辺未詩 Twitter @uug_p_miu
乃蒼ヒカリ Twitter @uug_p_hikari

 

■5月3日(金) 開場10:45 開始11:30
YES! WONDERLAND 2019 ~チャンスはそこにある~@東京・後楽園ホール

対戦カード
○TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
<王者>山下実優 vs 中島翔子<挑戦者>
※第5代王者は11度目の防衛戦。
○TOKYOプリンセスタッグ選手権試合
<王者組>坂崎ユカ&瑞希 vs 万喜なつみ&乃蒼ヒカリ<挑戦者組>
※第4代王者組は6度目の防衛戦。
○スペシャルシングルマッチ
アジャ・コング vs 伊藤麻希
○沙希様&操 vs 辰巳リカ&渡辺未詩
○才木玲佳&小橋マリカ vs 里歩&らく
○上福ゆき vs サンダー・ロサ
○まなせゆうな&白川未奈&うなぎひまわり vs 猫はるな&原宿ぽむ&桐生真弥
○舞海魅星デビュー戦
天満のどか&愛野ユキ vs YUMI&舞海魅星

■2019年5月5日(日) 開場11:30 開始12:00
ゴールデン板橋デート@東京・板橋グリーンホール
【乃蒼ヒカリ凱旋】

■2019年5月6日(月) 開場12:30 開始13:00
キラキラしてる女の子、札幌へ羽ばたくよ!@北海道・札幌ススキノ・マルスジム

■2019年5月12日(日)
大阪・大阪市港区民センター「スプリングツアー’19~READY SET, GO!~」

■2019年5月25日(土)
東京・北沢タウンホール「東京プリンセスカップ開幕戦」

■5月19日(日)入場無料
IDOL CONTENT EXPO @ イオンモール幕張新都心 supported by ダイキサウンド ~また帰ってきたよ!初夏の大無銭祭~
【時間】 開演10:15 / 終演20:45(予定)
【会場】 千葉・イオンモール幕張新都心 グランドモール 1階グランドスクエア

■6月15日(土)
YATSUI FESTIVAL!
https://yatsui-fes.com/