メチャハイ 3周年記念ライブで武道館への想い新たに
8月16日、メチャハイの愛称で親しまれる“宇宙一ハチャメチャなアイドル”青山☆聖ハチャメチャハイスクールの結成3周年記念ライブ「青聖祭」が、吉祥寺CLUB SEATAで開催された。
メチャハイは2012年に結成され、当初から日本武道館でのライブを目標に掲げ活動してきた。今年6月には、もう一つの目標であったメジャーデビューを果たし、その勢いはさらに加速している。
会場は開演前から「ティーチャー」と呼ばれるファンの熱気が溢れていた。それぞれのメンバーカラーのカラフルなオタTシャツの着用率の高さが目を引くとともに、およそ1/3を占める女の子たちのファンの多さに驚かされた。
メジャーデビューシングル「NEVERMIND」で幕を開けたライブは、最初からアクセル全開のテンションで盛り上がりを見せた。「青山聖☆ハチャメチャボーイズ」による生のバックバンド演奏が爆音のサウンドを唸らせ、メチャハイのメンバーもそれに負けじと溢れる想いをステージにぶつけた。
MCのマイクを握った菜田彩佳さんは「3周年記念ライブに来てくださってありがとうございます!」と会場を埋めたファンに感謝し、「私たち4人(菜田彩佳・咲山しほ・今村美咲・坂木ひとみ)は3周年、ゆめめ(奈良井夢)は去年の青聖祭でメチャハイに上がったので1周年、おりえる(水原汐莉)ときゃさりん(星園まりん)は事務所に入って1周年です。」と紹介し、「7人全員が思い出のある1年なので、今日という日を最高の日にしたいと思います。みんなで盛り上がって行きましょう!」とファンをあおり、ライブはさらに盛り上がっていった。
この3年間には、様々な苦難もあった。困難なミッションへの挑戦はもちろんのこと、メンバーの脱退、イベントでのアクシデントなど、大きな騒動に発展して界隈を騒がすことも幾度かあった。
後半のMCで菜田彩佳さんは「結成して1年半で赤坂ブリッツでライブを達成し、上り調子だった私たちに突然立ちはだかった壁がありました。デビューした当時の7人のままで夢の日本武道館に行くことを目標に掲げていたし、それがずっと続くと思っていたので、突然のメンバーの脱退に不安でいっぱいになって、裏切られた気持ちで、みんなで泣いた日もありました。ひとりふたりとメンバーが欠けていく中で、“もうついていけない”と去っていく人や、敵になったティーチャーさんもいて、心が苦しかった。」と振り返った。
さらに「今まで支えてきてくれた人が、そういう存在になっちゃうのがすごく悔しくて、こうやって残っているメンバー4人は、本当に無我夢中でここまで走ってきて、夢を叶えるためだけにここにいます。なのに、どんなに正当な理由を言っても悪循環で自分達が悪く言われるのが悔しかった。どんどん悪い方向に進んでいって、なにも手につかなくなるぐらいで…。1年前の青聖祭のときは、どん底の状態でした。」と、当時の心境を明かした。
目に涙を溢れさせた菜田彩佳さんに代わって坂木ひとみさんは「でも、それから“メチャハイのメンバーになりたい”って入ってきてくれた3人のメンバーがいて、一緒に上を目指すようになりました。いつの間にかこうやって見てくれている人もどんどん変わっていって、1年前に比べて成長できてるのかなーって思うこともあるんですけど、みんなのおかげで手に入れたメジャーデビューや、さまざまな大きい結果を私たちは掴んでいるところなので、前に進めているんじゃないかな。」と前向きな現在の気持ちを綴った。
「このまま立ち止まる気もないし、こんなところで満足している私たちではないし、日本武道館で8000人の前でライブをしたいって、心の底から思っているメンバーなので、これからは欠けることなくこの7人で上を目指して、来年には武道館を目指しちゃおうかなって思ってます!」と坂木ひとみさんが力強く言い放つと、ティーチャーから温かい拍手が送られた。
坂木ひとみさんがさらに「爆発的に私たちが売れて、みんなの顔がちっちゃくなるほどのホールでやる日も来るかもしれないですけど、ウチらの根本を支えてくれている、今観てくれている人たちの顔も名前も忘れることはないと思っています。」と感謝の気持ちを伝えると、再び大きな拍手がメンバーたちを包み込んだ。
そして、ライブ本編をバラード曲「STORY」で締めくくったところで、ティーチャーたちからサプライズでメンバーたちへ花束が贈られた。メンバーは「去年はどん底だったから何もなかった。」と涙ぐみながらも喜び、「うれしー!未来が明るい!」と飛び跳ね、「みんな、愛をありがとう!」と笑顔を見せた。菜田彩佳さんは「これからも苦楽あると思いますが、よろしくお願いします!」と再びライブを締めくくった。
アンコールでは、水原汐莉さんが「2月に加入してから、ZeppTokyoのワンマンやメジャデビューなどをさせていただきましたが、まだまだ期待に応えられていないのが悔しい。みんなの期待に応えたいし、これからも自分推しやティーチャーさんを増やして、いつか本当に武道館を埋めたい。」
星園まりんさんは「加入したばかりで、こうして3周年を祝えることが嬉しいです。ここに入る時から自分の将来の夢は武道館を目指していて、メチャハイも私も本気なので、絶対に武道館に立ってみせます!」
奈良井夢さんは「この一年間本当にいろんなことを経験して、このメンバーに救われたこともあったし、同期の卒業で寂しい思いをしたこともありました。初めての新メンバーということで風当たりが強い事もあったのですが、今は夢の推しも増えて、毎日がすごく楽しいです。これからもメチャハイのピンクを守り続けます。」
菜田彩佳さんは「最初の2年くらいはライブが楽しくて毎日がキラキラしていて楽しかったんですけど、去年は悔しくて苦しくて、弱音ばっかり吐いていました。今はメジャーデビューやサマソニに出ることができて、前みたいに前向きな方向に進んでいってるのが嬉しい。これからも頑張っていくので応援して欲しい。」
咲山しほさんは「アイドル活動は私が初めて本気で自分で目指そうと思ったことですが、今はメンバーみんなで目指していることが幸せで、楽しいです。私は4周年もここに立っていることを約束します。」
今村美咲さんは「それまで端のポジションだった私が、メジャーデビューシングルでまさかのセンターをいただいて、奇跡のような変動の一年でした。センターはもらえても、実力がまだまだ追いついてないので、4年目はもっともっと変わっていきたいし、最年長として強くなっていきたい。」
坂木ひとみさんは「負けることに慣れちゃって、ズタズタで自分に自信が少しもない頃もありましたが、今はそれも笑えるくらい強くなりました。やっぱり、こうやって支えてくれる皆んなのおかげです。今は私がメチャハイの真ん中に立って引っ張って行く時期だと思います。なので、誰にも負けません。絶対に武道館に立って、最後にメチャハイを最高のアイドルにしたい思います。」と、それぞれの心境を語って最後のあいさつをした。
ライブの最後には、サプライズで「青山☆聖ハチャメチャハイスクール~Zepp Tokyoワンマンライブ・リベンジロード~」と題するライブシリーズが発表された。今まで次々と大きな会場でライブを行ってきたメチャハイだが、実は今一歩で動員のノルマを達成したことがない。その悔しい思いを晴らすべく、第一弾として1stワンマンを行った「渋谷Glad」で12月19日にノルマ200人のライブを開催する。
坂木ひとみさんは「チケットは絶対5分で完売させてやるからな。覚悟しとけや、赤虎!」とプロデューサーに啖呵を切って意気込みをアピールしていた。
※初掲載時にメンバーの名前が間違っている箇所がございました。お詫びして訂正いたします。(8/20)
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