Appare!、アプガ(仮)、転校少女*、TPDが熱いライブで盛り上げた 「秋葉原アイドルサーキットvol.0」開催

AKIBAカルチャーズ劇場 アイドルユニット/グループ ニュース

これまで数多くのアイドルフェスイベントを展開してきた「@JAM」と「アイドル横丁」によるコラボフェス『@JAM×アイドル横丁presents「秋葉原アイドルサーキットvol.0」』が3日に開催された。AKIBAカルチャーズ劇場で行われた第2部の公演には、Appare!、アップアップガールズ(仮)、転校少女*、東京パフォーマンスドールが登場し、会場を盛り上げた。

今年共に10周年を迎える「@JAM」と「アイドル横丁」。それを記念しタッグを組み、今秋、秋葉原の複数会場を回遊する大型サーキットフェスを実施すべく準備が進められていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけ、当初の企画を今年行うのは難しいと判断。今回はプレイベントとして神田明神ホールとAKIBAカルチャーズ劇場の2会場を利用したイベントを開催することになった。

この日は1部4組、2部4組の計8組のアイドルがイベント本編に登場。全グループが2会場それぞれ同じ内容でライブを行った。

オープニングアクトとして、SW!TCHがフレッシュなステージを繰り広げたあと、AKIBAカルチャーズ劇場の2部公演のトップを飾った転校少女*。この日は3人でのライブ、『プロムナードの足跡』からスタートした。

その後『星の旅人』『瞬け、プルート』『WONDER WAVE!』など多彩なタイプの楽曲で観客を楽しませた。爽やかさや疾走感、幸福感など心地良い空気につつまれた、2部のスタートとなった。

続いて登場したのはアップアップガールズ(仮)。先日、5人のメンバーのうち4人が12月のライブをもって卒業することを発表したばかりだ。

今年、自粛期間によってライブができなくなったときのメンバーの思いを表した『I LIVE YOU』からライブはスタート。最新曲に続いては、3rdシングルで今もライブ定番曲となっている『アッパーカット!』、さらに同3rdの『夕立ち!スルー・ザ・レインボー』を久々に披露。ファンを喜ばせた。

残り少なくなったこの5人でのライブ、メンバーもファンも一瞬一瞬を心に刻みつけているようにも見えた。10日には現体制最後のアルバムをリリースするアプガ(仮)。その中から『Light It Up』を披露し、この日のステージを終えた。

続いては、Appare!のステージ。今年グループ名を「天晴れ!原宿」から改名。新体制で活動をスタートしたばかりだ。この日登場のグループの中でもひときわスイートな楽曲や可憐な振り付けでアイドル性の高いステージを見せた。

『だいきらいフューチャー』からスタートしたライブは、『ホットラブウィンター‼︎』『キミだけのワンダーランド』『アッパライナ』『私たちは輝いているんだ』といった盛り上がり曲を次々と繰り出した。

この日参加のグループでは最も人数が多かったAppare!。ステージ全部を使うように元気いっぱいに駆け回り、ポップで若さ弾けるステージを見せた。

そしてAKIBAカルチャーズ劇場2部のトリを務めたのは東京パフォーマンスドール。有観客のライブに登場するのは、今年初め以来となる。9月、10月と無観客で生配信ライブを実施し、12月には、6月に予定されていた7周年ライブの振替公演で、ようやく有観客の生ライブを控えるTPDが、この日一足先に観客の前に登場した。

ノンストップライブが持ち味のTPD。この日は持ち時間が25分ということで、ライブ終盤の佳境で歌うことが多い盛り上がり曲『SURVIVAL!!』を1曲目から繰り出すという“短距離走”モードのセットリスト。序盤から全速力のライブを展開し、会場を熱い空気でつつんだ。

初見の観客への挨拶代りに『Hey, Girls!』やデビュー曲『BRAND NEW STROY』といったライブ定番曲を披露したほか、6月に配信限定でリリースした『eyes』や、11月18日リリースの“TPD誕生30周年記念アルバム”に収録の新曲『TALES』は、観客の前では初披露となった。「お客さんの前でライブをやるのは楽しいよね!」と、メンバー同士、そしてこの日を待ちわびていたファンとライブの喜びを分かち合っていた。

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