26時のマスカレイドがツアーファイナル 2020年2月BLITZ生バンドワンマン開催など重大発表続々で会場は歓喜

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26時のマスカレイド
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アイドルグループ「26時のマスカレイド」(通称:ニジマス)のツアー「26時のマスカレイド 3rd Anniversary Tour 怪盗マスカレイド ~今宵、あなたを奪いに行きマス!~」のファイナル公演が、23日、東京・昭和女子大学 人見記念講堂にて行われた。公演内では、2020年2月6日、マイナビBLITZ赤坂にて生バンドワンマンライブの開催をはじめ、2020年6月6日、ニジマス過去最大キャパ TOKYO DOME CITY HALLにてワンマンライブ決定、さらに2020年初春、ニジマス初の地上波冠番組がスタート、と重大発表を次々と行い、つめかけたファンとともに喜びを分かち合った。

2016年に行われた“読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディション”で選抜されたメンバーで構成されたニジマス。今年で結成から3周年を迎え、8月にはアルバム『ちゅるサマ!』で待望のメジャーデビューを果たし、オリコン1位を獲得し話題を呼んだ。

ミステリアスなオープニングムービーが上映されたあと、江嶋綾恵梨、来栖りん、吉井美優、森みはるの4人がステージに登場。オープニングはキラーチューン『B dash!』からスタート。会場のファンのテンションを一気に高め、メンバーへの割れんばかりのコールとMIXがホール全体に飛び交う。続けてメジャーデビューを飾ったアルバムからリードナンバー『ちゅるサマ!』と畳み掛ける。会場の空気を真夏へと巻き戻したニジマスは、ここで結成当初からのナンバー『ハローハロー』を歌唱した。

最初のMCではメンバーがそれぞれライブへの意気込みを語った。江嶋さんは「会場で配られた光るリストバンドに感動しました。ファイナルということで思い出に残る公演にしましょう」とコメントし、来栖さんは「ニジマスのこれまでのワンマンライブの歴史に残る素敵な1日になるように楽しんでいきましょう」と意気込む。吉井さんは「ファイナルということで寂しいですが、みなさんと全力で楽しめたらと思います」と気持ちを込め、森さんは「最後の1秒まで目が離せない公演になっているので楽しんでいきましょう」と煽った。

まるでブロードウェイのミュージカルの様な「ステッキダンス」は今日が最後だと江嶋さんからアナウンスされた。メンバーは回を重ねるごとに完成度を高めた「ステッキダンス」を披露し、そのまま『PUPPY BOY』を情熱的なサウンドに乗せて歌い上げた。

江嶋さんがニジマスの公式グッズである“ニジマスくん”を持ち物から掬い上げるように促し、『およげ!ニジマスくん』を歌唱。サビで思いっきりファンと“ニジマスくん”を振り回したメンバーたち。終盤戦は『ワスレナグサ』、『アルタイルよ教えて』とバラード曲を届け、ラストナンバー『COLORS』で本編を締めくくった。

アンコールはサマーチューンの『ハートサングラス』からスタート。客席内にトロッコに乗って現れたメンバーたちに会場のボルテージが急上昇、サビのコールアンドレスポンスも大声量の中で交わされた。感情を高ぶらせてた江嶋さんが「ツアーファナイルありがとう!」と叫ぶ。

ここで重大発表と題し2020年2月6日に東京・マイナビBLITZ赤坂で生バンドを提げたワンマンライブ「2月6日のマスカレイド~今宵はバンドで踊りましょ?~ vol.2」の開催が発表された。来栖さんは「ファンの方からもう一回やってほしいという声を聞いていて、こうやって今年開催できることが嬉しい」と喜んだ。

重大発表はこれだけではない。ニジマス初の地上波冠番組が2020年初春に放送されることが明かされた。森さんは嬉しさから涙を流しながら「私、すっごいテレビっ子なの!すごくない?私たちテレビに出るんだよ!リアルタイムで観てね」と喜びを爆発させた。

さらに、涙を拭った森さんから「ファナイルだからたくさんお知らせがあって満足していることでしょう。でも!まだまだあるよ!」と“怪盗風”な口調で焦らしたお知らせはパフォーマンスで届けられた。今回のツアーファイナルで初披露となる新曲『アイリス』。歌い出しはニジマス初のアカペラによるハーモニーで届けられ、4人となって新たに再スタートを切った気持ちを込めたという歌詞を全力で歌い上げた。

ラストソング『心から. . .』を披露し終え暗転となった会場に流れたVTRで、この日最後の重大発表となるニジマス史上過去最大キャパとなる TOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブの開催が発表された。日程は2020年6月6日であることも、怪盗にじまちゅの指示で各地でお宝をGETしたメンバーが持ったナンバーカードから明らかになった。

森さんは再び感情を溢れさせるが「泣きの演技だし!」と強がる。そのまま「TDCホールでずっとライブがやりたいと勝手に思っていました。思ったことは口にするようにしていますが、全部叶ってます。言霊ってすごいですね。来年からたくさんのことが始まって焦りもありますが、みなさんの期待を超えて、いつまでも輝き続けられるグループでありたいと思います」と思いを込めた。

吉井さんは「今年はメジャーデビューもできて誇れるものがたくさんできました。みなさんの目にどう映っているか分からないですが、くじけても前だけを向いて進んでいきたいと思います」と前のめりな姿勢を見せた。

来栖さんは「SNSでも特典会でもファンの方が『推してて楽しいと』言ってくれたことが多くて本当に嬉しいです。今回のツアーで一緒に楽しんでくれた事が本当に嬉しいです。大きな発表がある毎に実感します。推してて楽しい、嬉しいと思ってもらえるような最高のグループに駆け足で登っていくのでみなさんよろしくお願いします!」と決意を込めた。

最後に江嶋さんは「ニジマスは目標を年表にして話し合うことがあるのですが、今日の発表は漠然とした目標でした。これまでいろんなことがありましたが、ライブを見たい、ツアーに行きたい、応援したいという方が増えてくれました。2020年もいろんな人を巻き込みながら楽しいことを作っていけたらいいなと思います」と未来を見つめた。

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