堀越せな、白石まゆみとW主演舞台「役と自分がコネクトしちゃっていて楽しい」

ニュース 舞台・ミュージカル
『アリスインデッドリースクール コネクト』記者発表会
『アリスインデッドリースクール コネクト』記者発表会

舞台『アリスインデッドリースクール コネクト』の記者発表会が10月27日に都内で行われ、W主演の堀越せな、白石まゆみ、共演の栗生みな、八坂沙織、ほか計16名が出席した。公演は11月7日より10日まで、新宿村LIVEにて上演される。

演劇カンパニー・アリスインプロジェクトの代表作である『アリスインデッドリースクール』は、蘇った死体が人々を襲い、世界に感染を広げる中、学校の屋上に逃げ延びた少女たちの生と死、そして夢を描く。

漫才コンビを夢見る女子高生・百村信子を演じる白石まゆみさんは、「私は演じる側ですけど、とても入りやすい空気感があって、やりやすく演じさせていただいているので、見ている方もより楽しめるんじゃないかなと思う。周りが歌とかダンスにもすごく気合を入れてくださっているからこそ、熱量がより入ります。本番までまだ時間があるんですけど……」と語りながら想いが溢れて急に目に涙が。「泣いてないです!…楽しみなんです」と涙声で否定すると逆に周囲の笑いを誘ったが、気を取り直して「自分の壁も超えたいし、いろんな想いが入り混じっているんですけど、楽しく、周りにも影響を与えられる作品になったらいいなと思います」と意気込んだ。

漫才コンビの相方・墨尾優を演じる堀越せなさんは、「この座組は初めての方が多いんですけど、前に一緒にやっていたみたいに話しやすくて、自分たちで作っている感じがすごく楽しい。舞台上に立っているのは墨尾優でもあり、私自身でもあるみたいで、役と自分がコネクトしちゃっていて楽しいですね。精一杯生きているなって感じがします」と語った。

本作の演出を務める上条恒氏(三ツ星キッチン)は、「特別な演出をするというよりは、この中で生きる彼女たちが、どれだけ一生懸命生きて、そこで輝くかということをテーマに演出してみたい」と語る。脚本の麻草郁氏(アリスインプロジェクト)は、「次の10年に繋がる、この10年を総括する内容になっていると思います。初めて見る人にとってはすべてが新しく、これまでを知る人には初心を思い返すような内容になっていると思います」と語った。