たんこぶちん、デビュー3周年記念ライブ開催 MADOKA映画初ヒロインをファンに報告

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たんこぶちん
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5人組ガールズバンド「たんこぶちん」が15日、デビュー3周年記念ワンマンライブ『たんこぶちん変身ノ巻』を東京・TSUTAYA O-WESTで開催した。デビューしてからの3年間を凝縮したようなセットリストに、5人による思い出トークもありファンを喜ばせた。またボーカル・MADOKAさんが2017年秋公開の映画『二度めの夏、二度と会えない君』のヒロイン・森山燐役で出演することが先日発表されたが、改めてファンに直接報告、祝福を受けた。

開演時間が訪れると、ステージのスクリーンには今年発売の『Bye Bye ~君といた春~』を皮切りに代表曲のミュージックビデオが時代をさかのぼって上映されていった。待ちわびるファンの気持ちが高まる中メンバーが登場、初期の人気曲『走れメロディー』からライブはスタート。疾走感いっぱいの『Alright!!』へと続き、序盤から一気にヒートアップした。

MADOKAさんが「3周年を無事迎えることができました。みんなありがとう!今日はスペシャルなライブなので、最後笑って帰れるように、みんなでおんなじ音鳴らして楽しんでいこう!」と叫ぶと、場内は大歓声につつまれた。その後も、初期曲や最近のライブであまりやらない曲も含め多彩な楽曲を披露した。

中盤では、3年間で思い入れの深いライブについて5人で語るトークコーナーも。スクリーンにはまず2013年3月24日のデビュー前のライブの模様の写真が映し出され、「この時は持ち歌が5、6曲しかなかったよね」「この日にメジャーデビューするということを発表しました」など懐かしそうに振り返った。

その後も、お客さんが少なくて悔しい思いをしたという2013年の2ndシングル『シアワセタランチュラ』リリース時のワンマンライブ、初のソールドアウトになった昨春のO-WESTでのライブ、大盛況となった昨秋のスペイン公演の模様などを画像を見ながら懐かしそうに振り返った。

MADOKAさんは「デビューしてからの3年間は全部が濃くて…。ライブまでの過程でうまくいかなかったり、悔しい思いもしたり、何回もつまづいたこともあったけど、でもその度に起き上がって、そこにまた新しいはじまりが待ってます。たくさんのはじまりを繰り返して、強くなって、もっと絆が深まっていくんじゃないかなと思います」と語り、新曲『はじまりのうた』を力強く歌った。

さらに新曲『1秒』に続いては、「ほんとうは夏に海とかでやれたらいいなと思っていたんですけど、今日までが私たちの夏ということで…」と、新曲『サマーソング』をこの日初披露、ファンを喜ばせた。後半は、『泣いてもいいんだよ』『シアワセタランチュラ』『We Gonna ROCK』といった人気曲を次々と繰り出し、場内のムードは最高潮となった。

アンコールのステージでは、MADOKAさんが来秋公開の映画でヒロイン出演することをファンに直接報告。祝福の拍手の中、間もなく始まるという撮影に向けて「精一杯がんばります!」と意気込んだ。

人気曲『花火』に続いて、ラストはデビューシングル『ドレミFUN LIFE』を、スクリーンに流れる3年前のミュージックビデオとシンクロしながら演奏。彼女たちの成長を実感できる演出となった。

最後に「これからも私たちと一緒に歩いていきましょう!ついてきてください。これからもよろしくね!」と叫ぶMADOKAさんにファンは大歓声で応えた。この3年間の5人の思いが凝縮されたライブであるとともに、20歳、21歳となった今の彼女たちの勢い、さらに飛躍の未来も予感させるライブとなった。