吉川友、台湾 MTV『最強音』に日本アーティストとして初出演 「目指すは全世界のテレビに出る!」

ソロアイドル ニュース
『最強音』より
『最強音』より

歌手の吉川友さんが22日、台湾MTVの番組『最強音』に日本人歌手として初めて生出演した。「初めて観てくださった方が多い中、どんな反応なんだろうとかなり不安でしたが、温かく迎えてくださった台湾の皆さん。ありがとうございました!」と吉川さんは喜びを表した。

本番前に行われた共同記者会見では、自分の母親にそっくりな店員のいる「モツ入り温素麺」屋で、「お母さん!」と話しかけたら覚えていてくれたことが嬉しかったというエピソードを披露、温かい笑いに会場がつつまれた。

事務所の先輩でもあり、アイドル界の「神曲」と名高い藤本美貴さんの『ロマンティック 浮かれモード』からライブはスタート。自慢の中国語で「ニックネームはきっかです。きっかって呼んでください!」と話しかけると「きっかー!」と日本同様のコールが起こった。

会場のボルテージも高まる中、『こんな私でよかったら』『URAHARA テンプテーション』と自身の代表曲で会場を盛り上げる。さらにモーニング娘。の『抱いて HOLD ON ME!』でステージを左に右にと駆け回り、会場も吉川のテンションも MAX に。

ラスト曲は最新シングル『歯をくいしばれっっ!』。前の曲が終わると同時にしゃがみ込む吉川さんに会場が静まり返る中、イントロが流れ出す。そのままヨガの姿勢で歌い出す吉川さんに会場は釘付け。そして、イントロを歌い終わると同時に「足グニャ」というびっくり人間さながらの自身の特技を披露。初めて目にするその光景は、台湾のファンの心に爪痕を残したことだろう。曲中のセリフも「台湾大好き!」という中国語にアレンジするなど、これでもかと台湾のファンへアピールをし、ステージを後にした。

吉川さんは「少しでも多くの方に『日本人歌手 吉川友』を知っていただきたいなと思い、ライブ中に特技の足グニャを曲中に盛り込んでみたり。。爪痕ならぬ傷跡を残せていたら嬉しいです」とライブ後感想を語った。

また、吉川さんは楽屋裏でも積極的にコミュニケーション。自身の新曲タイトルにちなんだ、「歯をくいしばれっっ!ポーズ」で、吉川さんが下の歯を、共演者の方が上の歯という形でひとつの口を作ってもらうという一風変わった記念写真を、一人ひとりに直接申し込んだ。

コラボステージ等がなく、放送では個々でのパフォーマンスを届けるかたちだったが、番組裏で、日本と台湾、さらには韓国との架け橋となり、共演者全員との撮影を成功。日本代表として、台湾・韓国代表のアーティストと夢のコラボレーションを果たした。また、自らがレポーターとなり、カメラを回しながら台湾と日本のテレビ番組の違いを学ぶなど、貪欲に台湾での時を過ごした。

番組出演を終え、吉川さんは「『海外でお仕事できる幸せ』『歌が国境を越える瞬間』を改めて感じました!」と感激の表情を見せた。そして「大好きな台湾でもっともっと活動していきたいなと強く思いました。海外での仕事はいつも刺激的だし、声援にたくさんパワーをもらっています。日本ではもちろんですが、海外でもたくさん活動する!目指すは全世界のテレビに出ること!(現在 7カ国)新たな目標を見つけました!吉川友、これからも頑張ります!」と意気込んだ。

10月に『IDOLidge Carnival』のイベント出演で帰ってくる吉川さん。5度目の訪台に、より一層期待を高めた。

関連動画を観る