春奈るな 期待の新人クリエーターとしてベストデビュタント受賞 “夢はあきらめなければ叶う”

左から松井征心・畝森泰行・はしもとみお・春奈るな

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10月9日、若手クリエーターに贈られる「第11回ベストデビュタント賞」の授賞式が、ラフォーレミュージアム原宿で行なわれ、歌手の春奈るなさんが音楽部門として受賞された。

「ベストデビュタント賞」は、日本メンズファッション協会の主催で行なわれている若手クリエーターの発掘支援を狙いとした賞で、ファッション、空間インテリアデザイン、映像・グラフィック・アート、音楽の各分野から選ばれた新星に贈られている。

春奈るなさんは、デビューから2年あまりながら国内のみならず海外でもアニメイベントに出演するなど活躍がめざましく、いま注目のシンガーとして評価された。デザイナー、建築家、彫刻家という面々に並んで表彰された春奈るなさんは少し緊張した面持ちで「こういう賞をいただくのは人生で初めてで、学校などでも表彰された記憶が全くありません。ほんとうに嬉しい限りです。」と喜びの気持ちを伝えた。

この活動を始めたきっかけについて聞かれた春奈るなさんは、「もともとアニメが大好きで、幼い頃に聞いたセーラームーンの曲にアニメのシーンやその時の季節や匂いまで一気に思いださせる力を感じて“アニメソングって、こんな素晴らしい力を持ってるんだ”と思った。それからアニメの歌を歌っていきたいと志ざして、ボイストレーニングをしたり、オーディションを受けるようになった。4年前に行なわれたアニソングランプリのファイナリストに残って、今の会社からデビューすることができました。今でもアキバに通うくらいアニメが大好きで、今こうして歌を届けられることが本当に幸せです。」とコメントした。

また、春奈るなさんは各分野を目指しているクリエーターへのメッセージとして、「夢はあきらめなければ叶うと信じているので、自分の歌でも希望や夢を伝えていきたい。」と話した。

表彰式の後には、ゲストのORANGE PORTと、受賞者の春奈るなさんによるミニライブも披露され、式典を華やかに締めくくった。