6月22日、歌手の鳴島有菜さんのバースデーワンマンライブが渋谷ルイードK2にて開催され、年に1度の特別なライブということで生バンドでの演奏もありと豪華なライブとなった。
会場入り口にはファンからの花束。中に入ると壁いっぱいに写真も貼られ、彼女のこれまでの姿を見ることができる。そんな賑わう雰囲気の中、会場が暗転すると、下ろされていたスクリーンには小さな頃の鳴島有菜が映し出される。
「大きくなったら歌手になりたいの!」
スクリーンがゆっくりと上がるとライブスタートは『smile!\(^o^)/』、『あい☆ら~びゅ』のメドレーから。
これまでの人生を彩る曲達もメドレーで披露し、彼女の足跡をファンも同じように懐かしみながら辿る。ステージは『family』、『天国へのラブレター』と続き第一幕を閉じる。
再び映像をはさみ、スクリーンが上がるとそこにはギター、ベース、キーボード、ドラムの編成からなるバンドが出現。これまでのアイドル的イメージから打って変わり、ダークかつソリッドなロックサウンドへ場を変えてゆく。
『赤い涙』や『escapism』、『シニタガリ』をロックアレンジで披露すると会場も熱気に包まれ、激しくも心地よい音の波に飲まれた。そのまま多くは語らず第二幕は下ろされ、再び映像へ。
『いじめられっ子はもういない』の音楽に乗せて映し出される映像。やがて次の扉を開くようにスクリーンが上がり、バンドアレンジの『いじめられっ子はもういない』へ。『cry baby』が続き、鳴島有菜が新たなステージへ踏み出した事を象徴するように新曲2曲を披露。
本編は以上となるが当然アンコールがかかる。ファンの熱心なコールに「ありがとうございます。」と鳴島有菜が戻ってくると、バラードアレンジで『赤い涙』。しっとりと聴かせた後はバンドメンバーの紹介へ。この日のバックを支えたメンバーに惜しみない拍手が贈られた。
いよいよとなったラストソングは『love bear』。曲終わりを会場全体のジャンプで合わせ締めると、やりきった表情でステージを去ろうとする鳴島有菜。慌てて呼び止められると今日のライブのタイトルについて問われる。「バースデーワンマンライブです。」と、それがきっかけで会場からはハッピーバースデーの大合唱。
アリスの人形の飾られたケーキも持ち込まれ、立てられたキャンドルの火を鳴島有菜は「これからもアイドルとして歌手として頑張っていきますのでよろしくお願いします。」との言葉を添えて吹き消す。最後には思わず涙もこぼれ「来年も幸せな誕生日に出来るように私も頑張りますので見捨てないでください。」とそのフレーズに会場からも少し笑いがこぼれ、この日を締めくくった。
鳴島有菜オフィシャルサイト
http://narushima-arina.com/
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