黒崎真音、最後の映像作品を劇場に ドキュメンタリー映画のクラウドファンディングを開始

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黒崎真音、ドキュメンタリー映画 劇場公開プロジェクト
黒崎真音、ドキュメンタリー映画 劇場公開プロジェクト

数々のアニメソングなどを遺し、今年2月に急逝したアーティスト・黒崎真音さんの最後の映像作品を劇場にて公開する為のプロジェクトが始動し、9月30日よりクラウドファンディングで資金を募ることが決定した。

黒崎さんは、2010年にテレビアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のエンディングテーマを収録したアルバム『H.O.T.D.』でメジャーデビュー。以降、数々のアニソンで歌唱を担当した。ライブや、アニメイベントだけでなく、ミュージカル『英雄伝説 閃の軌跡』では主演女優を務め、音楽劇『ジェイド・バイン』では、原案・音楽監修・主題歌に携わるなどの才能を見せていた。

黒崎さんのデビュー記念日にあたる今月22日には、白金高輪 SELENEb2にてメモリアルイベント“黒崎真音 Memorial Days EVENT 『Future & Past』”が開催された。ライブ映像の上演会や過去に着用した衣装、直筆の絵画、ライブ写真など飾られ、平日にも関わらず、各地からファンが詰めかけた。展示スペースには入場を待つ長い列ができ、メッセージボードのコーナーには熱心に想いを記すファンの姿が見られた。

今回、公開を目指す映像作品は、2021年秋、ライブ配信中に倒れ、その後緊急開頭手術を受け、意識が戻ってから彼女自身が『いつかこの経験を形にしたい』という所からスタートした。2021年秋から2022年7月31日の「復活ライブ」までの道のりを追ったライブ映像中心のドキュメンタリー映画となっており、彼女が華やかなステージの裏で、懸命にもがきながら、新たなスタートを迎えるまでの記録が綴られている。

2023年春に劇場公開する予定で劇場も何箇所か押さえられ、公開に向けて最後のブラッシュアップの段階まで来ていたが、今年2月に彼女の急逝を受けて製作は中止。公開は一旦は諦められていたが、ファンからは次々と『公開してほしい』『是非完成させてほしい』との声が寄せられていた。

新しく公開するには、当初の内容からの変更に伴う編集作業のやり直し、劇場公開の為の会場費など沢山の予算が必要となるため、黒崎さんが所属する ART ONE Entertainment では、ファンからの支援をクラウドファンディングで募り、この作品を完成、そして劇場公開するために動き出すこととなった。

2024年1月に都内にて上映を目指し、本プロジェクトが目標金額に達成し成功した場合、順次、上映劇場、上映地区を追加していく予定だ。クラウドファンディングの期間は、9月30日19:00より11月26日まで。支援者には金額に応じて、パンフレットや、CDなどの返礼が予定されている。

プロジェクト詳細「うぶごえ」
https://ubgoe.com/projects/517

 

 

 

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