AKB48G「リクアワ」1位は『Maxとき315号』 NGT48がデビューを前に3曲トップ10入り

AKB48グループ
「AKB48グル ープリクエストアワー セットリストベスト100 2017」(c)AKS
「AKB48グル ープリクエストアワー セットリストベスト100 2017」(c)AKS

AKB48グループによる恒例のライブイベント「リクエストアワー セットリストベスト100」が21日と22日の2日間、TOKYO DOME CITY HALLにて開催。2日目の22日の夜公演では25位からカウントダウンで発表。第1位にはNGT48初のオリジナルソング『Maxとき315号』が選ばれた。

AKB48グループの劇場公演楽曲、シングル曲およびカップリング曲、アルバム楽曲などの対象楽曲全969曲の中から選ばれたベスト100が決定するランキング形式のコンサート。

いよいよランキングもクライマックスの夜公演。これまで同様、トークコーナーでは和みながらも、徐々にランキングの大詰めが近づくにつれ、会場もただならぬ緊張感につつまれ始めた。

そんな中、毎年リクアワで上位に食い込む、柏木由紀さんのソロ曲『夜風の仕業』が17位、須田亜香里さんと松村香織さんの“だーすー&つーまー”の『ここで一発』が13位、佐々木優佳理さんがセンターを務める『アイスの口づけ』が10位と、今年も強さを見せた。

卒業した穴井千尋の卒業ソング『夢ひとつ』(12位)では、HKT48メンバーが映像に映る穴井さんを見つめながらのパフォーマンス。渡辺美優紀さんの卒業ソング『今ならば』(9位)では、山本彩さんが隣にみるきーがいるかのように視線を送りながら歌唱。卒業メンバーへのファンからの愛情が感じられる一幕だった。

4位は、横山由依総監督のAKB48としては初のソロ曲『月と水鏡』。歌唱後には、9期生の島田晴香さんや大場美奈さんら同期の9期生がステージに集い、横山さんを讃えながら9期生の8年の思い出を語り合う場面も。

3位は昨年1位『赤いピンヒールとプロフェッサー』。松井珠理奈さんは真っ赤なドレスに身をつつみキレキレのダンスをみせ、パフォーマンス後には息を切らせながらも「今年も素敵な順位で歌わせていただいてありがとうございました!」と充実の笑顔で挨拶をした。

2位は、チーム8の『47の素敵な街へ』。涙を流しながらパフォーマンスするメンバーもいたが、さらに喜びの涙を流すことに。4月3日に結成3周年記念公演がAKB48劇場で開催されること、記念公演の前日4月2日にさいたまスーパーアリーナで「TOYOTA presents AKB48チーム8全国ツアー~47の素敵な街へ~チーム8結成3周年前夜祭in埼玉」が開催されることが特報として発表された。

そして、第1位はNGT48にとっての初のオリジナルソング『Maxとき315号』。大きな歓声に迎えられステージに登場したNGT48 26名を代表し、キャプテンの北原里英さんが、「2017年の第1位はNGT48の『Maxとき315号』になりました!本当にありがとうございました!」と挨拶。泣き虫の副キャプテン荻野由佳さんは言葉にならないほど大号泣していた。

感謝の気持ちを込めてのいつもに増しての全力でパフォーマンスを終え、北原さんは「本当に、本当に、本当に嬉しいです!本当にありがとうございました!」と、メンバーみんなと嬉しさを爆発させた。

10年目の年に誕生したNGT48が、10年目のリクアワで、トップ10に3曲(5位『NGT48』、7位『君はどこにいる?』)がランクインする快挙を成し遂げた。先日行われた初の単独コンサートで発表された4月12日のシングルデビューに向け、最高の弾みとなった。

ランキング発表後には、8thアルバム『サムネイル』収録曲から、『誰が私を泣かせた?』と『誕生日TANGO』『バケット』がそれぞれ初披露された。

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