HKT48、5周年記念公演で9thシングル発売日を発表 兒玉遥は紅白落選の悔しさ語る「この気持ちをバネにして」

AKB48グループ
HKT48「5周年記念特別公演」より
HKT48「5周年記念特別公演」より

5周年を迎えたHKT48が25日~26日の2日間にわたり、「HKT48 5th Anniversary~39時間ぶっ通し祭り!みんな“サンキューったい!”~」と題し、39時間通してのイベントを開催した。公演デビュー記念日となる26日は、『手をつなぎながら』公演にて、本公演をチームTⅡと研究生による新公演としてスタートすることをサプライズ発表した。全メンバー53名が総出演して開催された「5周年記念特別公演」では、9thシングルの発売日を発表。また兒玉遥さんは、NHK紅白歌合戦のHKT48としての落選について悔しさを語った。

公演拠点である福岡市天神のソラリアステージ内・西鉄ホールでは、これまでHKT48劇場にて上演してきた6公演すべての演目を再演。さらに特別公演の計7公演を上演した。

HKT48結成当初より劇場公演を支えてきた下野由貴さんは、なんと7公演中、6公演に出演するという偉業を達成。その功績を称えるセレモニーがロビーで行われ、レッスン着とトロフィーを贈呈された下野さんはセレモニー後、「いろんなメンバーと一緒に出れたことが一番大きくて、一緒にステージに立ってみて改めて感じることがすごく多かったです。2日間で5年間の集大成を見せれたかなと思います」と話した。

ソラリアステージ向かいに建つ天神コア屋上には特設会場を設け、メンバーによるさまざまなステージイベントをはじめ、HKT48の歴史を振り返るメモリアル展や写真撮影ブース、そして屋台なども登場し、大勢のファンとHKT48の5周年を祝った。

「5周年記念特別公演」は1曲目は1期生による、HKT48にとってのデビュー公演楽曲『手をつなぎながら』でスタート。12月21日(予定)に『手をつなぎながら』公演をスタートさせることが発表されたTeamTⅡキャプテン・山下エミリーさん(3期生)は「プレッシャーや不安もあるんですけど、今まで作り上げてきた1期生さんを越えられるように、私たちも日々レッスンを頑張りたいと思います!」と改めて意気込みを語った。

続いてさまざまなユニット曲やチーム曲、そしてHKT48のシングル曲を披露。客席近くでのパフォーマンスも展開し、会場の盛り上がりは最高潮に。

初ユニットとなった‘りのりこ’(指原莉乃、筒井莉子)での『生意気リップス』では、指原さんも嫉妬を覚えるほどの筒井さんへのコールが起き、「ハモリが異常に上手いね」と毒舌な田中菜津美さん(1期生)も太鼓判。指原さんは「これからは‘りのりこ’です!」と指原さんも筒井さん(3期生)の今後の活躍に期待を寄せていました。

最後のMCでは「ここにいるみなさんなら同じ気持ちを共有できるんじゃないかと思って…」と重たい口を開いた兒玉遥さんは、NHK紅白歌合戦のHKT48の落選に触れ、「(HKT48でのNHK紅白歌合戦出場は)今年の目標の一つでもあったので、私は悔しいなと思いました。でも、この気持ちをバネにして、今は前を向いているので、誠心誠意、魂を込めて、みなさんと一緒に新しいスタートを切れるように、今日からまた頑張りたいと思います。6年目も、この先もずっと、よかったら応援してください!」と、涙をこらえながらも一言一言力強く語った。

最後に、選抜発表から約2か月。発売日未定のままだったHKT48 9thシングル『バグっていいじゃん』の発売日が2017年2月15日に決定されたことが発表され、大きな歓声が上がった。

(c)AKS