宮本茉由、一日警察署長として交通安全を呼びかけ “ヒーロー”警察官に感銘も

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女優の宮本茉由さんが21日、「秋の全国交通安全運動」初日に東京・中央警察署の一日警察署長を務め、中央区の日本橋周辺で行われた中央交通安全キャンペーンで交通安全を呼びかけた。

中央警察署の講堂で開かれた委嘱式にて、宮本茉由さんは一日警察署長に任命された。委嘱式を終え、指揮宣言を行った宮本さんは、囲み取材に応じた。一日警察署長を務めた感想として、「私自身も、交通ルールを守ることの大切さを改めて心に刻みました。署の皆さんがすごくテキパキこう動いたり、声をだされたりしていて、心強かったですし、私自身も交通ルールをしっかり守って、今後生活していきたいと思いました」と述べ、交通安全への意識を新たにしたことを明かした。

着用したパンツスーツの制服については、「女性らしさより、強さを感じて好きなスタイルです」と、その印象を語った。また、日頃から交通安全について思うこととして、「ルールを守ってない人を見かけたりすると、危ないと思う。歩行者も車を運転する人も一人ひとりがしっかりルールを守ることの重要性を改めて感じました」と強調した。

警察官に対する印象については、「一人ひとりの命を守ってくれるヒーローみたいな存在。今日もこんなに多くの警察の方にお会いできてすごく嬉しかったですし、私自身も気を引き締めなくてはと思いました」と、深い敬意と自身の意識の変化を語った。

宮本さんにとって、6年ぶり2回目となる一日警察署長。前回はスカートの制服だったのに対し、今回はパンツスーツを選んだ理由を改めて問われると、「かっこいい女性像が私の中にあったので、ズボンを選ばせていただきました」と語った。さらに、「今年で30歳になりまして、20代とは違った心境の変化もあって、かっこいい女性像を描いて選ばせていただきました」と、内面の変化を明かした。今後の目標については、「今を大事に生きたいというのは常にあるんですけれど、自分が好きな自分でいられる30代を過ごせたらと思います」と語った。

現在出演中のドラマで“悪い女性”の役を演じていることに触れ、今後ヒーロー役も演じたいかという質問には、「カリンちゃんが結構楽しくて、(悪い女性の役が)ちょっと癖になりそうなんですけど、でも次は良い子の役をやりたいですね、」と、笑顔で応じた。また、今回の警察官役の経験が今後の演技に役立つかについては、「警察官の役をやった記憶がないので、これを機に警察官の役いただけたら嬉しいですね」と、新たな役柄への期待を語った。

その後、宮本さんは日本橋ガレリアコミュニティスペース前に移動し、交通安全セレモニーに臨んだ。セレモニーでは宮本さんによるトークショーが開催され、集まった人々に向けて交通安全の重要性を訴えかけた。引き続き、交通安全パレードが行われ、宮本さんを乗せたオープンカーは中央通りを走行し、沿道に詰めかけた人々に向けて交通安全を啓発した。

 

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