舞台『リコリス・リコイル』開幕　河内美里 ＆ 本西彩希帆、アニメから生き写しの再現度！

舞台「リコリス・リコイル」ゲネプロより

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人気アニメ原作の舞台『リコリス・リコイル』が1月7日より15日まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演。公演初日を前にメインキャストが見どころや意気込みを語った。

会見には、錦木千束（ちさと）役 河内美里、井ノ上たきな役 本西彩希帆（劇団4ドル50セント）、中原ミズキ役 石井美絵子、クルミ役 大渕野々花、ミカ役 北村圭吾、真島役 仲田博喜が登壇した。

2022年夏に放送されたオリジナルアニメ『リコリス・リコイル』（通称：リコリコ）。平穏な日常の陰で人知れず犯罪を未然に防ぐ秘密組織のエージェントでありながら、和カフェ喫茶リコリコの店員としての顔を持つ二人の少女がさまざまな事件に立ち向かう姿を描く。個性的なキャラクターと、圧倒的なクオリティーのアクション描写でアニメファンの話題をさらった。

本西さんとダブル主演を務める河内さんは「初共演にも関わらず相性がよくて、すごく波長が合っていました。苦戦することもあまりなく、役の関係性にすっと入り込めて楽しかったです。稽古では徐々にたきなと千束の関係性を深めていけたのも楽しかったですし、二人で仲よくなっていく過程をお芝居の中でも積んでいけたのも、すごく楽しかったです」

本西さんも「私も苦労したことは1ミリもないです。たきなの役柄もですけど、稽古では美里さんに引っ張ってってもらって、それに一生懸命ついていって、もう頼り切ってました。本番では、たきなとしても、本西彩希帆としても、美里さんやお客様に何か返していけるようにしたいです。初共演だったんですけど、稽古初日から全然そういう感じがなくて、ずっと前から知っていたみたいに、すごく楽しくて嬉かったです。本番も稽古同様に楽しく過ごせたらいいなと思っています」とコメント。

本作のアピールポイントについて本西さんは「出てくるキャラクターそれぞれが本当に愛らしくて愛おしいです。敵対してるキャラクターであっても、どこか共感する部分が絶対あると思うので、注目して観てほしいです」

河内さんは「私たちリコリスから見たら真島は敵かもしれないですけど、真島は真島なりに正義を持っていて、絶対的な悪がいないところが、この作品のいいところ。舞台でもそのよさがすごく表せていると思っています。舞台ならではの演出も、照明や映像を含めて、リコリコのよさが舞体上に凝縮しているので、ぜひ注目していただきたいです」

石井さんは「アニメのリコリコファンの1人として、最初に会ったときから、千束が千束だし、たきながたきなだと思いました。ほんとに（アニメからようこそ！）というくらいホントに似てて、そっくりそのままだとずっと思ってました。そこから1ヶ月一緒にお稽古して、さらに個人個人の個性がちょっとずつプラスされて、舞台リコリコの千束とたきなになっていく過程がすごく私は楽しかったし、一緒にお芝居できるのが本当に嬉しいです」

大渕さんは「この作品はたくさんのキャラクターが登場していますが、それぞれの関係性の変化がすごく魅力的ですね。私自身、稽古中に、共演者の皆さんやスタッフの皆さんからたくさんいろんな気持ちをいただいて、私の気持ちの変化だったり、得られるものがありました。日常生活もすごく変化して、関係性って変化していくなって、すごく感じた1ヶ月だったので、お客様も自分をどこかに投影して観ていただければ、いっそう刺さるものがあるはずと期待しております」

北村さんは「最初にアニメを見て素直に面白かったです。女性がメインでアクションシーンが多いので、（どんな風に舞台になるんだろう）って思いながら、台本の読み合わせから始まったのですが、キャラクターの人たちの声が本当にみんなが似ていました。立ち稽古に入ったら、演出家さん、振り付け師さん、アクション監督さんの指導が入って、さらによくなっていったんですけど、キャストの皆さんが もう本当に真面目なんですよ。誰一人手を抜かず、メインのお二人が率先して稽古場を明るくしてくれるんで、みんなも自然と（よし、この二人についていこう）ってなりました。原作が好きな方にもきっと楽しんでいただける作品になっていますので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います」

小野さんは「一人一人の人間が一つ一つ積み重ねて作ってるっていうところに 愛を感じますし、そこに観てくださる皆さんが感動だったり、何かしらの感情を抱いていただけるのではと思います」

仲田さんは「やはり、アニメさながらのアクションシーンがどういう風に舞台の上で繰り広げられているかが見どころだと思います。もちろんドラマも、たきなの成長だったり、いろいろな友情だったり、愛の形だったりを 観ている人が共感したり、ぐっと来たりするところも見どころです。アニメと比較しながら見てもらっても楽しめると思います。ガンアクションもかっこよく頑張ってますけど、アニメで有名な“お魚のシーン”がどう再現されてるかをぜひ楽しみにしてください」

公演本番に向けて、河内さんは「原作アニメのファンの方だったり、舞台のファンの方だったりと、いろんな方面から注目されている作品なので、皆様の期待にしっかり応えられるように、稽古でやってきたことに自信を持って、舞台をお届けできるように頑張ります。私たちもリコリコが大好きで、それぞれのキャラクターに愛を持って稽古をしてきたので、それが皆様にしっかりと伝わればいいなと思っております」

本西さんは「リコリコの舞台が発表になってから、すごくいろんなところから反響をいただいて、緊張や不安もあったんですけど、一緒にみんなで作品を作っていく中で、今のこの時代にちょっと忘れがちな信頼し合うことの大切さとかを、お客様にお届けできたらいいなと思いました。公演を観に来てくださるお客様には本当に楽しみにしていただけたら嬉しいですし、配信もありますので、ぜひぜひそちらの方も見ていただけたらなと思います」と意気込んでいた。

舞台『リコリス・リコイル』公式サイト　https://lycoris-recoil.com/stage/