橋本愛、レッドカーペットに登場「コロナ禍以来と思うと感慨深い」

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橋本 愛 ©2022 TIFF
橋本 愛 ©2022 TIFF

「第35回東京国際映画祭」(TIFF2022)が24日、東京ミッドタウン日比谷にて開幕を迎え、昨年に引き続きフェスティバルアンバサダーを務める橋本愛さんをはじめ、国内外から総勢137名の豪華ゲストが3年ぶりとなるカーペットを彩った。

その後に東京宝塚劇場にて行われたオープニングセレモニーの壇上で挨拶した橋本さんは、レッドカーペットを歩いた感想を聞かれ「1年ぶりですが、去年は屋内だったので、野外での華やかなレッドカーペットはコロナ禍以来と思うと今年は感慨深いです。特別な1年になるような気がして、とても嬉しかったです」と喜んだ。

世界に対して、日本の映画のアピールポイントについて「広い世界に比べれば日本は小さな島国なので、閉鎖的な印象がとても強い国だと、自分でもそう思うんですけれども、その中でこれだけ豊かで繊細な感性が育っていることをしみじみ感じます。
私が日本映画で好きなところは“湿度”の高いところです。映像は平面なのに、その場所の空気の臭いだったり、湿度だったり、自然の豊かさがダイレクトに肌の感触に伝わってくるような、そういう生活感を感じるところがとても好きです」とアピール。

今回の映画祭のテーマは“飛躍”。日本映画が世界でもっと飛躍するために必要なことは?と、問われると「私自身としては、どんどん飛躍していくために、まずは世界を見渡すこと、世界を知ることが1番初めに大事なことだと思いますね。世界を見渡すことで、いまの日本の映画での自分の現在地をちゃんと見つめて、これからどうしたら埋め合わせていけるのか、はたまた世界を超えていけるのかを、日々地道に見つめていくことが大事だと思います」と答えた。

最後に改めてメッセージを聞かれると、「本当にたくさんの方々が携わって、これだけ大きな規模の映画祭が無事に開催できて、ホッとしております。今年は去年から3割増の111作品という、とても多くの作品を観ることができます。
今は好きなときに好きな作品を家の中で見られる自由があるんですけど、映画祭で映画を見るという体験は、決まった時間に決まった作品が決まった場所で上映される、ある種の制約に自分が向かっていく、迎えにいくことで出会えるとても特別なご縁になると思います。皆さんも、ぜひ気軽に遊びにいらしていただけたら嬉しいです」と呼びかけていた。

第35回国際映画祭
開催期間:10 月 24 日(月)~11 月 2 日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:www.tiff-jp.net
©2022 TIFF

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