深田恭子、『劇場版 ルパンの娘』完成にファンの前で4ヶ月ぶり笑顔

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映画『劇場版 ルパンの娘』(10月15日公開)の完成披露試写会が27日に都内で開かれ、主演の深田恭子さんをはじめ、共演者の瀬戸康史さんらが舞台挨拶に出席した。

泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華(はな)を演じる深田さんは、現場の雰囲気について「こんなに長く同じメンバーでお仕事をさせていただくことってなかなかないので、本当に心地の良い現場です。家族のようなだからこそシーズン 1、シーズン 2、劇場版といいものが作れたんじゃないかな」と感謝の気持ちを込めた。

華の兄・三雲渉(わたる)役の栗原類さんは、橋本環奈さんが演じる探偵・北条美雲について、「橋本さんとはシーズン2の撮影の前に同じ作品になったことがあったので、お互いどういう人なのかわかっていてお芝居がしやすかった。渉が美雲に対してどどんな気持ちだったのか映画版で分かってくると思うので、注目してほしい」と語った。

劇場版の新キャラクターで、もうひとりのLの一族・三雲玲(れい)役で登場する観月ありささんが、劇中での泥棒スーツについて「自分が着られると思ってなかったので嬉しかったのですが、ピチピチなのでロケでは恥ずかしかった」と明かすと、深田さんもスーツに慣れてなかった撮影当初を振り返って、「街にいたら、どっからどう見てもおかしいじゃないですか?」とうなずいた。

深田さんは、華の父親・三雲尊(たける)役の渡部篤郎さんにも「渡部さんなんかスタジオで歩くのも恥ずかしいっておっしゃてました」と話を振ったが、一方の渡部さんは「そんなこと一切ないです。喜んで着させていただきました」と涼しい顔でうそぶいた。

本作が“家族の絆”をテーマとしてることから、「最近、絆を感じたことは?」と聞かれた深田さんは「やっぱり、この現場ですね。また再集結して、公開に向けてみんなで進んでいけることに大きな絆を感じます。頼もしいです」と語った。

最後に深田さんは、「泥棒はするんですが、家族の絆だったり、涙がポロリと出るようなシーンもあったりします。今回はさらにスケールアップした作品になっているので、ぜひたくさんの方に観ていただけたら」とアピールしていた。

また、試写会の上映で、映画主題歌がサカナクションの新曲『ショック!』となることが明らかとなり、同曲を使用した特別映像もYouTubeで解禁された。

©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会