木下彩音、7年後の自分に聞きたいことは「結婚してますか?」 初ヒロイン映画『Bittersand』イベント登壇

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木下彩音
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女優の木下彩音さんが23日、スペースFS汐留で開催された初ヒロイン映画『Bittersand』の公開直前同窓会イベントに、共演した井上祐貴さん、萩原利久さんらとともに登場した。“7年後”がキーワードとなっている本作にちなみ、“7年後の自分に聞きたいこと”というトークテーマでは「『結婚してますか?』と聞きたいです」と語った木下さん。「小さい頃から結婚願望が強くて……」とのことだ。「高校生の時には“私は20代前半で結婚するんだ”と思っていたくらい。7年後は29歳なのでぼちぼちしててもいいんじゃないかと……」と微笑む木下さんだった。

高校生活は青春の輝かしき1ページ。しかしすべての人が、美しい記憶ばかりを持っているわけではない。何者かが黒板に描いたクラスの男女の爛れた相関図によって、誹謗中傷の的となり日常が暗転した、暁人(井上祐貴)と絵莉子(木下彩音)。それから二人の時計は止まったままだった。7年後、運命的な再会をきっかけに、二人の想いを行き違わせた“相関図”事件の真実がついに明らかにされる。……木下さんをはじめメインキャストが、高校生時代と社会人となった7年後の、二つの時代を演じていることでも話題の作品だ。

約2年前に撮影が行われたという本作。撮影期間はわずか8日間、あまり寝る時間もなく取り組んだというハードな撮影となったようだが、そんな中特に印象に残っているシーンとして木下さんは「序盤の私の登場シーンがインパクトがあって、そこは演じていてスッキリしたので、ぜひ登場シーンに注目してください」と語った。

また、この日のイベントでは、劇中のポイントとなる題材“相関図”にちなみ、それぞれ二人のキャスト間の相関図を用意され、その関係性についてトークするコーナーも。木下さんについて語ることになったのは溝口奈菜さん。「初めて会った時は絵莉子っぽいクールな印象だったんですけど、話し出すと関西弁がめっちゃ可愛くて、そのギャップでどっちが本当の彩音ちゃんなんだろうと思いました」と撮影時のエピソードを明かした。

その言葉に対し、木下さんは「よく『静かな子なのかなと思った』と言われます。でも私喋るのが好きなので、慣れてくると関西弁がばんばん出てよく喋ります。どちらかと言えば関西弁でよく喋るのが本当の私です」と語った。溝口さんによると、京都出身の木下さんの関西弁は「癒し系の関西弁」とのことだ。

なお舞台挨拶には、柾木玲弥さん、遠藤史也さん、搗宮姫奈さん、杉岡知哉監督が登壇した。

『Bittersand』は6月25日(金)シネ・リーブル池袋、UPLINK吉祥寺他、全国順次公開
(C)Bittersand 制作委員会