吉柳咲良、主演ミュージカル『ピーターパン』夏に全国で上演が決定

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ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』
ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』

コロナ禍により昨夏の全公演が中止となっていた“ ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』”が、2021年夏に上演されることが決定し、主演の吉柳咲良をはじめ、出演者や各地の公演情報が発表された。

1981年、新宿コマ劇場に榊原郁恵のピーターパンが舞い降りて以来、本年2021年には日本公演40周年の記念の年を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。

このアニバーサリーイヤーにピーターパンを演じるのは吉柳咲良、ウェンディ役には美山加恋、タイガー・リリー役には宮澤佐江、そして、新演出を森新太郎が手掛けることはすでに発表済みだったが、フック船長役をはじめとしたキャストや、スタッフ、公演日程などが30日発表となった。

吉柳さんは「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン PURE GIRL 2016 グランプリ」を歴代最年少となる12歳でグランプリを受賞。2017年2月にミュージカル『ピーターパン』の10代目ピーターパン役に抜てきされ、女優としてデビューを果たした。

公演に向けて、「4度目のピーターパンを演じさせていただくことができて、とても幸せです。公演40周年という節目の年に、演出や音楽、何もかもが新しくなります。パワーアップした姿、そして皆さまにとって“素敵な夏の思い出”になるように頑張りますのでぜひ劇場に足をお運びください」とコメント。

フック船長とウェンディの父親のダーリング氏の2役を演じるのは、ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』でのフランク・ポーツネル男爵役でも記憶に新しい、ミュージカル界で大活躍の小西遼生。

そして、2011年にウェンディ役で出演した瀬戸カトリーヌが今回はダーリング夫人役を演じる。そのほか、海賊、迷子たちに個性派のキャストが揃い、インディアン役には、厳しいオーディションを勝ち抜いた男女8人が華麗なダンスを繰り広げる予定だ。

冒険、友情、初恋、家族愛・・・誰もが持っている大切な気持ちを思い出させてくれる、感動のストーリーに心躍るビッグフライングは、子供はもちろん、1人でも恋人同士でも、家族で観劇しても、誰の胸にも響くはず。愛され続けて40年、ミュージカルの楽しさがすべてつまったステージのブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。森新太郎の演出による、新たなる出航に期待が寄せられている。

公式HPでは、チケット情報のほか、出演者・キャストのコメントや、ピーターパンを演じた歴代キャストからの言葉が紹介されている。

▼公式HP https://horipro-stage.jp/stage/peterpan2021/