本田望結が応援マネージャーを務める『全国高校サッカー選手権大会』開幕 | GirlsNews

本田望結が応援マネージャーを務める『全国高校サッカー選手権大会』開幕

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本田望結
本田望結

12月31日に開幕する『第99回全国高校サッカー選手権大会』の16代目応援マネージャーに、女優でフィギュアスケーターの本田望結さんが選ばれた。過去には堀北真希さんや新垣結衣さんなどが選ばれており、若手女優の登竜門としても知られている。

GirlsNews取材班は、今年高校に入学し、16歳となった本田望結さんにインタビュー、応援マネージャー就任の意気込みなどを尋ねた。

--まずは就任した意気込みを聞かせてください。

「第99回全国高校サッカー選手権大会16代目応援マネージャーを務めます本田望結です。新型コロナウイルスで大変な世の中になって、私自身も悩んだり苦しい時期もあったのですが、それは世界中の皆さんが同じだと思います。今回選んでくださった理由の一つが、『こういう世の中だからこそ、アスリート経験のある方に』というお言葉だったので、私なりにフィギュアスケートをやってきたからこそ分かる選手の皆さんのお気持ちを、私が言葉に換えて伝えられたらと思っています」

--就任した際に恒例のリフティングに挑戦して、記録は6回でしたが、あれから上達しましたか?

「家で練習をしています。でも、どんどんボールの空気が抜けてきちゃってペコペコになってしまいました。フィギュアスケートのウォーミングアップにリフティングを取り入れてるトップ選手もいるそうです。すごく体も動かせるし、私もぜひ試合前にリフティングをやったり、ボールを使って体を動かしたいと思っています」

--それでフィギュアの成績も上がれば一石二鳥ですね。GirlsNewsでは1年ぶりの取材ですが、去年からまた身長が伸びましたか?

「3,4センチだと思うのですが、目線が高くなったし、大人のお洋服が着られるようになりました。子供用の160センチじゃなくて、大人のS M Lが選べるようになったのが嬉しいです。今の目標は、まだ姉にホンのちょっと負けているので、追い越して姉を見下ろすぐらいになりたいです」

--応援マネージャーに決まったときの感想はどうでしたか?

「決まってからもう一か月以上も経っているのですが、昨日とは言わないですけれど、まだ一昨日ぐらいに感じます。すでに応援マネージャーとして、こうしたインタビューをお受けしたり、逆に私が選手にインタビューをさせていただいたりしたのですが、まだちょっと信じられず、15代目までいらっしゃった先輩の皆様の次に、私が歴代として並ぶ光景がまだイメージできません」

--応援マネージャーは女優への登竜門とも呼ばれていますからね。

「私は子役時代に出演した『家政婦のミタ』が今は大きな代表作なのですが、高校生になって、これから大人になっていく中で、今が子役から女優さんへ移っていく時期だと思うので、これを機にたくさん代表作を生み出せるように頑張りたいです」

--かなり以前から「応援マネージャーになりたい」と目標にされていたそうですが?

「女優として夢のひとつでありましたし、父が高校の頃にサッカーをやっていて、去年の全国高校サッカー選手権大会の決勝もお父さんと二人で見に行ったくらい、私もサッカーが好きなんです。私が応援マネージャーになれて、お父さんもすごく喜んでくれました。親孝行というか、恩返しというか、お互いの夢が叶った気分でした」

--お父さんからどんな言葉をいただきましたか?

「決定の知らせを聞いた時に私は泣いてしまって。お仕事の演技以外で泣くことはあまりないので、涙してしまった自分に驚いてとっさに父に連絡しました。その時、なんて返事をもらったか覚えてないくらい動揺していて、自分の声が震えていることにも驚いてたし、「どうしよう、早く涙を止めなきゃ」って、そんな気持ちだったことだけはすごく憶えています」

--ミスコンのように競って決めるものと違って、なりたいと思っても努力の方向が定めにくそうですが?

「応援マネージャーはオーディションではなく、関係者の方から指名をしていただくものなので、努力してなれたというわけではないのですが、私に決めていただいた理由の一つが“アスリートだから”と聞いて、今までやってきたことが報われたのかなと思いました」

--フィギュアではたくさん努力してきましたからね。

「私はお芝居もやっていたので、余計にプレッシャーを感じてしまったり、幼い頃は小さいながらに将来について悩んでいた時期もありました。その時はいつも『明日も2つの自分で頑張ろう』って、自分を元気づけて頑張ってきました。今の自分というよりは、小さい頃から2つのことを精一杯頑張ってくれた過去の自分に感謝だなと思います」

--アスリートの経験をどのように活かそうと思ってますか?

「今までの方とは違って、アスリートとして自分はどういう質問ができるんだろう?って、最初は少し悩みました。でも、小さい頃からもう10年以上もフィギュアをやっているので、たぶん選手を目の前にしたら、自然と質問が浮かぶんじゃないかと思います。
あまりそこは『アスリートだから、こういうことを聞かなきゃ』と身構えなくても、聞きたいことを聞いて、素直に選手に言葉をかければ、自分が意識しなくても勝手にアスリート目線になると思います。
自分が思ったことや感じたことを選手に、そして、テレビを観ている皆さんに伝えることができるように、これから決勝の日までに成し遂げたいです」

--これまでインタビューを受ける側でしたが、負けた選手にインタビューをする際に、選手に同情してつらくなりませんか?

「フィギュアの試合でも、滑り終わって点数が出て、一つドアから出れば、たくさんのカメラが待ち構えていて、インタビューで涙することも多くありました。だから、正直に言うと、負けた選手にはハグをして何も言わずに去りたいです。でも、もちろんそんなことは応援マネージャーとしてできないですし、コロナ禍ですから、あまり近づくこともできません。
私はアスリートでもあるけれども、お仕事のひとつの役目として、そこは心を鬼にしてきちんと負けた選手にもインタビューをさせていただきたいと思ってます。ただ、その負けた選手にかける言葉というのは簡単にかけられるものではないので、本当に一つ一つの言葉を丁寧に選んで質問をしたいと思っています」

--応援マネージャーの学生服を着た感想は?

「制服を着てお仕事をさせてもらうことって、なかなかないので嬉しいです。いつも不思議に思うのは、この制服を着てメイクをしてもらって、ぱっと鏡を見ると“高校サッカーの応援マネージャーの本田望結” になっているんです。それがちょっと不思議に思っちゃって。衣装もメイクも同じなんだから当然といえば当然なのですが、毎回ちゃんと同じ自分になるのが不思議です。
決勝が終われば、この制服を着ることもなくなりますが、大人になって何年もしてこの制服を着ることがあったら、今の感情が蘇ってくる気がします。もうすでに愛着が湧いてしまっていて、この制服は自分の女優人生において、宝物になる衣装だと思います」

--普段の生活についてもお聞きしたいのですが、学校はどうですか?

「いま高校1年生ですが、コロナ禍のせいで、考えていたような学校生活とは違います。でもこれは私だけじゃなくて全ての学生さんも、大人の皆さんも、平等にかかえている問題だと思うので、特に『なんでこの時に?』という不満はありません。辛いことも楽しいことも、生きてるうちしか体験できないので、素直に受け止めています」

--今回の大会もそうですが、試合やコンサートが無観客での開催になっています。コロナ禍の日常への影響を感じますか?

「私自身も出場する予定だったフィギュアの試合がなくなったりしました。前回の神奈川決勝を見に行かせてもらった時も無観客で、取材をさせていただく側としては周りが静かなので、選手の声だったり、監督の声がすごく響いて、すごく聞き取りやすかったです。
ですが、選手にとってはきっと、『よし、頑張ろう!』っていう最後の気合のスイッチが、お客さんの声援で、『何でお客さんがいないんだ?』とか、『なんでこうなった?』っていう戸惑いはあると思います。
先日の全日本選手権フィギュアも、お客さんを半分にして開催したそうです。フィギュアは選手が集中して演技をするので、あまり声を出さないで拍手で応援するのですが、サッカーは「頑張れ!いけーっ!」って、歓声があるので、きっとフィギュア以上にサッカーの選手は、お客さんがいないのは心細いだろうなと思います」

--静かな方が集中ができる人もいると思いますが、ファンの声援はモチベーションに大きく影響しますか?

「お客さんに見られていると練習通りの成果が出せない選手ももちろんいると思います。私は小さい頃からオーディションだったり、たくさんの方の前でお芝居をすることを経験しているので、あまり人に見られているのはプレッシャーではありません。
人それぞれだと思いますが、私はお客さんがいるのが当たり前だったので、それがなくなるのは確かに不思議な感じです。全日本ジュニアの大会などは、お客さんが満席ですけど、地方の大会だと親御さんぐらいしかいない試合もあるので、今年はそんな気分で、緊張はそんなにしませんでした。あまり差は感じなかったです」

--学校はリモート授業ばかりなんでしょうか?

「リモートはもちろんあるんですが、学校でお友達と会うこともできましたし、本当にすごく楽しいです。大学へは進学するつもりですが、姉(真凜さん)を見ていたら、勉強とレポートと英語に追われる毎日で、本当に大変そうです。だから、高校3年間は、お友達とたくさん遊んで、笑顔いっぱいの青春を、とにかく楽しむしかないって思っています。いつか大人になって、お婆ちゃんになったときに、10代の頃の思い出って、そんなに多くは残らないと思うので、学校生活の思い出がたくさん蘇ってくるように、今を楽しみたいと思います」

--放課後に友達と遊びに行ったりはしてますか?

「友達とはあまり遊びに行けなくて、プリクラも撮ったことがありません。学校ではたくさん話すんのですが、やはり学校が終わればお仕事か、フィギュアの練習で、友達と遊ぶことはほぼゼロです。でもそれが当たり前だったので、今になって放課後に何かしたいというのはないのですが、遊ぶって言ったら学校の休み時間にお話しするくらいです」

--高校生活はまだまだこれからだと思いますが、やっておきたいことは?

「とにかく思い出を作りたいです。特にどこかに行ってなにかするというのではなく、学校での一日一日を思い出にしたい。今はコロナで体育祭、文化祭もなくなっていて、この高校3年間、あと2年で世界がどう変わるか分かりません。でも学校での思い出は作りたいし、もし行事が開催されなくても、毎日毎日を楽しんで友達と思い出を作ることが高校生の間にしたいことです」

--忙しくてマンガやアニメを見る暇もなさそうですが、巷で話題の『鬼滅の刃』はご覧になりましたか?

「はい見ました! 妹(紗来さん)も見ているんです。見たこともない人でも『鬼滅の刃』ってタイトルは誰もが知っていると思うとすごいですね」

--不老不死の“鬼”が人間に「お前も鬼にならないか?」と誘うシーンがありますが、衰えることもなく、鍛えれば鍛えただけ強くなれる体というのは、アスリートにとっては魅力なのでは?

「すごく非現実的な話ですけれど、私の場合フィギュアで考えると、炭治郎さんのように、誰かのために夢に向かって、自分の力で鬼と戦える同レベルくらいまで行けるのがかっこいいなと思います。
作品の話になっちゃいますけど、鬼にも悪いだけじゃなくて最後に体が消えていく瞬間に悲しい思い出が蘇るじゃないですか? 強さだけじゃなく、弱さや優しさを描いているところが「気滅の刃」の人気の一つの理由なんだろうなと思います」

--今年1年を振り返って、やり残したことはありますか?

「コロナで世の中が変わって、それにまだ追いつけていけないのが正直なところです。やり残したことといえば、やっぱりフィギュアスケートですね。出場する試合もコロナでなくなったりしました。全日本選手権に出場するのが目標なのですが、でもその壁はすごく高くて、日本のフィギュア界の TOP 30人に入ることはやはり難しいことです。でも全然諦めてないし、絶対に出場してやるっていう強い想いがあるので、この気持を来年絶対にぶつけたいです」

--来年に向けての抱負を聞かせてください。

「来年の目標は、まずは高校サッカーの応援マネージャーをやり遂げることです。決勝の11日まで、選手の皆さんやスタッフの皆さんからたくさんのエネルギーと、そして新しい発見、新しい気持ちをもらえると思うので、常にアンテナを張ってたくさんのことを吸収したいです。
それを2021年に繋げて、フィギュアでは全日本選手権に出場し、お芝居では現役高校生なので、高校生役に挑戦できるように、自分がいただいたお仕事を全力でやりたいです」

<プロフィール>
2004年6月1日生まれ。京都府出身。オスカープロモーション所属。
ドラマ『家政婦のミタ』(NTV)や映画『コドモ警察』など数多くの作品に出演。女優業と並行してフィギュアスケーターとしての活動も続け、今季シニアデビューを飾る。第99回全国高校サッカー選手権大会16代目応援マネージャーとして大会を盛り上げている。決勝戦は1月11日(月・祝)。トライエックスより「本田望結カレンダー2021」発売中。

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