生駒里奈、舞台『かがみの孤城』でセーラー服「現役時代と比べると恥ずかしい」

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舞台「かがみの孤城」ゲネプロより
舞台「かがみの孤城」ゲネプロより

元乃木坂46で女優の生駒里奈さんが主演する舞台『かがみの孤城』が28日、池袋サンシャイン劇場にて初日を迎え、本番を前にゲネプロを報道陣に公開した。

本舞台は、本屋大賞など8冠を受賞した辻村深月さんによる同名の小説が原作。「最終章、あなたは経験したことのない驚きと感動に包まれる」と謳われた衝撃のラストが話題の本作を、現代ファンタジー作品に定評がある成井豊さんが脚本・演出を務めた。辻村さんが「 濃密な舞台体験をたくさんプレゼントしてくれた、魔法使いのような演出家」と称する成井さんだけに、作品との相性は申し分ない。

女子中学生・こころを演じる生駒さんは、久しぶりの制服姿に 「現役時代と比べると恥ずかしいので、なるべく着たくなかったんですけど、こころになりきって演じられると思う」と照れた。役柄について「こころはクラスメイトとトラブルがあって学校に行けなくなったんですけど、私もそんなに明るい子ではなくて、いじめられっ子の立場だったので似ているなと思います」と紹介。見所については「原作を読んでいる方も、鏡を通り抜けて不思議なお城に行く瞬間はすごくワクワクするはず」とアピールした。

コロナ渦の影響で、ずっとマスクを付けて稽古をしていたため、前日のリハーサルまでお互いの表情が見えずに苦労したという。劇中に登場する「願いの鍵」にちなんで、それぞれの願いを尋ねられると、生駒さんは「早く普通に演劇ができるようになれば。普通の生活ができるよになりたい」と願っていた。

<ストーリー>
入学早々、同級生から嫌がらせを受け、家に閉じこもる生活を送っていた中学1年生の安西こころは、ある日自分の部屋の鏡がまばゆい光を発していることに気づく。恐る恐る鏡に手を触れた瞬間、こころは見知れぬ城がそびえ立つ異世界に引き込まれてしまう。

「オオカミさま」と呼ばれる城の管理人と、彼女に召還された7人の中学生が過ごす世界。
そこでは「願いの鍵」を見つけた者が、何でも望みを叶えられるという。

果たして「願いの鍵」は見つかるのか。7人が城に集められた驚くべき理由とは。

舞台『かがみの孤城』は、9月6日まで池袋サンシャイン劇場、9月18日から20日まで大阪サンケイホールブリーゼ、9月22日に刈谷市総合文化センター大ホールにて、それぞれ上演される。

オフィシャルサイト http://napposunited.com/kagaminokojo/