小芝風花、今年もいろいろな役に挑戦「猟奇的な怖い役を演じてみたい」

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小芝風花
小芝風花

2019年は、『トクサツガガガ』で連続ドラマ初主演を務めたのをはじめ、スペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』、NHKスペシャル『パラレル東京』で主演や、『べしゃり暮らし』、『歪んだ波紋』なさまざまなヒロイン役を演じた小芝風花さん。バラエティ『オスカル!はなきんリサーチ』のメインMCや、「SMBCモビット」のCMですっかり、お茶の間の人気者となった。大活躍の1年を振り返りつつ、新年の抱負を語ってもらった。

--まず撮影会に参加された感想から。

「私が参加させていただくのは9回目になりますが、活躍されている先輩方がどんどん晴れ着撮影会を卒業して、次の世代になったなと、すごく感じました。私も先輩に続くことができるように、もっと頑張らなきゃいけないなというプレッシャーもありつつ、今年のお着物は青という大人な色を任されるようになったので、年齢が下の子たちから頼られる先輩になれるように頑張りたいなと思いました」

--2019年を振り返ってどんな年でしたか?

「すごく充実していて、楽しかったです。いろんな役柄を演じさせていただいて、プレッシャーももちろんあったんですけども、コメディからシリアスな社会派作品まで、ふり幅のある役柄ばかりで、やりがいある一年でした」

--女優さんは役柄のイメージで見られがちですけれども、周囲の反応が変わってきたりしましたか?

「そうですね。“こんな役をやらせていただけるんだ!?”って、自分でも意外なくらい、いろいろな役をやらせていただいたのが、すごく嬉しかったです。一度お仕事をさせていただい方から、またお声をかけていただいたり、“今度は小芝にこういう役を演じて欲しいんだよね”みたいに全く違う役柄をいただけたりすることも多くて、すごく恵まれていました。もっともっとご縁を大切にして、いろんな役に出会えたらなと思います」

--自分でやってみたい役はありますか?

「怖い役です(笑)。今まで明るい“陽”の役が多かったので、人間のドロッとした“陰”の部分が出せる役がやりたいです。猟奇的な怖い役などを演じてみたいです」

--最近、女優さんに聞くと、サイコパスな役をやりたいとよく聞きます(笑)

「やっぱり!やりたい役は同じなんですね。私にはそういうイメージがないみたいで、なかなかオファーがこないんですが、“こう見えて実は!”みたいなトリッキーな役が演じられたらと思います」

--SMBCモビットの広告に出演されて、テレビでも街なかでも毎日のように小芝さんの姿を目にしますが、知名度が高まった感じはありますか?

「友達からも、電車の広告や駅のポスターで“風花、見たよ”って、メールをたくさんもらったので、すごくいろんな所に貼っていただいているんだなというのは実感しました」

--最後に2020年の抱負は?

「今まで以上にご縁を大切にしつつ、お仕事もプライベートも、とにかく楽しみたいですね。またこの1年が終わった時に“超楽しかったです!”と言えるように、楽しんでお仕事がしたいなと思っています」

こしばふうか● 1997年4月16日生まれ。大阪府出身。「ガールズオーディション2011」でグランプリ 受賞。2014年に映画『魔女の宅急便』で主演デビュー。新イメージモデルを務めるメイクアップブランド「CANMAKE」のCMが1月1日より全国放映。