山谷花純、ノンスタ井上の“たとえ話”レクチャーに感謝 「それがあったから作品ができた」

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山谷花純
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女優の山谷花純さんが28日、都内にて行われた映画『耳を腐らせるほどの愛』の完成披露舞台挨拶に、主演の井上裕介さん(NON STYLE)、森川葵さんらとともに登壇。山谷さんは「賑やかに撮影させていただいたみなさんと、またこういうふうに集まることができて嬉しいです」と喜びを表した。

お笑いコンビ・NON STYLEの石田明さんが脚本を担当、井上裕介さんが映画初主演したミステリー・コメディの本作。昨年、「島ぜんぶでおーきな祭・第10回沖縄国際映画祭」「京都国際映画祭2018」で上映され好評を得た。

無人島のリゾートホテルで男の死体が発見された。死んでいたのは「たとえ話サークル」の合宿で島にやって来た部長の鈴木鈴吉(井上裕介)。偶然ホテルに居合わせた探偵の真壁(八嶋智人)は、宿泊客の誰かが鈴木を殺害したと見て捜査を開始する。真壁の事情聴取から、鈴木がサークルの女子たちと複雑な関係であったことが判明し、ほかの宿泊者にも知られざる事実が明らかになってゆく。果たして犯人は誰なのか、鈴木の死の真相とは……。

「たとえ話サークル」のメンバー・福山朱音役を演じている山谷さん。サークルのメンバーは、劇中、サークル活動で、お笑い芸人がステージでやるような“たとえ話”をする機会があったというが、それにあたり、「サークルのメンバーで集まってリハーサルをしたのが大きかったです。井上さんがどういうふうにたとえたらいいかをレクチャーしてくださって、それがあったから、この作品ができたんだなと思います」と語り、キャストや観客が感心すると、井上さんは「いやいや、それが仕事なんです! 普段やってることがこうですよ、とお伝えしたのです」と照れたように語っていた。

また、山谷さんと森川さんは10代以来の共演とのことで、「その日の撮影が終わったあとみんなでお酒を飲んでいた」のがいい思い出になったとのこと。「ツメツメのスケジュールでの撮影だったので、時間がタイトだったのですが、終わってからみんなで飲んで次の日また朝早くから撮影で……」と笑顔で振り返る山谷さんだった。なお舞台挨拶には、原案・脚本の石田明さん(NON STYLE)、信江勇さん、長井短さん、村田秀亮さん(とろサーモン)、菅原永二さん、豊島圭介監督も登壇した。

映画『耳を腐らせるほどの愛』は6月14日(金)、シネ・リーブル池袋ほかで全国公開。

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