“センバツ応援キャラクター” 井本彩花が甲子園で球児たちの熱戦を観戦「感動と驚きでいっぱい 圧倒されます」

ニュース 女優
井本彩花
井本彩花

「全日本国民的美少女コンテスト」グランプリ女優・井本彩花さんが今年の「センバツ応援イメージキャラクター」に選ばれ、23日、阪神甲子園球場にて開会式と開幕試合を観戦した。

井本さんは午前9時前に甲子園球場に入り、毎日放送(MBS)の実況ブースで開会式の生放送にゲスト出演し、その後、バックネット裏や外野席で開幕試合の呉(広島)-市和歌山(和歌山)を観戦した。

この日の井本さんは白いブラウスに青いリボン、ベージュのカーディガンにチェックのスカートの制服姿。「甲子園は毎年テレビで見ていたけど、球場に来るのは初めて。スポーツを生で観戦すること自体初めてで、この日を楽しみにしていました」と目を輝かせた。大観衆が詰めかけた球場に足を踏み入れると、「まるで別世界のようで、感動と驚きでいっぱい。圧倒されます」と感動した様子だった。

午前9時にスタートした開会式では、出場32校の選手が、槇原敬之さんが作詞作曲した『世界に一つだけの花』に『どんなときも。』のメロディも組み入れて編曲された行進曲に乗って入場してくると、「みなさんキラキラ輝いていて、かっこいい。青春を感じます」と身を乗り出し、「学校ごとに一直線に並んでいる姿がすごくきれい。テレビでみるより何百倍も迫力がある」と顔をほころばせた。

開会式終盤、広陵(広島)の秋山功太郎主将が「このセンバツは平成を締めくくる大会。伝統を受け継ぎ、新たな時代を作っていく。ありがとうの気持ちで平成最後の甲子園を最後まで諦めず戦い抜く」などと力強く選手宣誓すると、井本さんは「秋山主将の『高校生らしいはつらつとしたプレーで日本中に笑顔の花を咲かせることを誓います』という部分がすごく心に響いた。選手のみなさんにはぜひ、笑顔の花を咲かせてほしいし、頂点を目指してがんばってほしいです」と感激した口ぶりで話した。

延長11回サヨナラ決着という大熱戦となった開幕試合。初めて生で見るスタンドの応援ぶりに目を奪われ、得点のチャンスで打者が見事タイムリーヒットを放つと、「やったー。すごい」と手をたたいて大喜びした。

井本さんは京都府出身で、趣味・特技は小学校1年時から続けているクラシックバレエ。所属事務所の先輩である武井咲さんに憧れ、第15回全日本国民的美少女コンテストを受けて、見事グランプリを獲得。女優の道を歩み始めた。「武井咲さんのように芯のある強い女性になりたいし、自分らしさをきちんと表現できる女優になりたい」と前を見据える。4月からは「憧れだった」高校生活も始まる。「上京になるので不安な気持ちもあるけど、わくわくしている自分もいる。お芝居やモデルの仕事もがんばって、いろいろなことに挑戦して結果を出していきたい」と意気込む。

応援イメージキャラクターに任命されてからは、センバツのガイドブックを読んで、高校野球を自分なりに研究したという。「星陵(石川)の奥川恭伸投手には注目しています。2年生でU18高校日本代表に選ばれたなんてすごい。また、地元京都の龍谷大平安は出場数が41回で全国最多です。応援したいです」と語る。

開会式と開幕試合を観戦し、井本さんは、「選手のみなさんは入場行進のときから輝いて見えた。まずそこから元気をもらえたし、試合中の一つ一つのプレーからも感動をもらえる。何より、一致団結して試合に臨んでいる姿がかっこいい。改めて、野球は素晴らしいスポーツだなと感じた。私もセンバツ応援イメージキャラクターとして、一試合一試合を大切に、最後の決勝戦まで見届けたいと思います」と、改めて平成最後の甲子園を戦う球児たちにエールを送った。